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その63 千葉県総合スポーツセンター陸上競技場

 

ポイント😶

かつては高校生の夢の舞台

 

千葉県千葉市の陸上競技場、通称は「天台」。

かつては冬の高校サッカー選手権でお馴染でしたが、最後に選手権の試合が行われたのは2003年の正月です。

もう20年以上も前になるこの大会では、地元千葉県代表の市立船橋高校が、長崎県代表の国見高校との死闘を制し優勝。豪華メンバーによる決勝戦が話題となりました。

翌年からは、柏の葉競技場フクダ電子アリーナに開催場所が移ったため、この競技場が全国レベルで注目を集める機会はなくなりました。


最寄り駅はモノレール

アクセスは千葉モノレールの利用が便利です。

千葉市が気合を入れて整備したこのモノレールは、総営業距離15.2kmに及ぶ世界最長の懸垂式モノレール。にもかかわらず、千葉市民には不評。経営状況は厳しいようです。

普通に考えれば、運賃が高いうえに速度は遅い乗り物を市民が支持するわけがありません。公務員が自分の足のために建設したなんて言う人もいるようです。

 

それでも、市街地の隙間を縫うように走るモノレールならではの車窓は魅力的です。

 

最寄り駅は「スポーツセンター」駅。公園の中に駅が設置されています。

 

野球場沿いにモノレールの下を数百メートル歩くだけで到着です。

 

大きなメインスタンド

メインスタンドは9,700人収容可能。陸上競技においては千葉県のメインスタジアムです。

 

ほど良い高さと傾斜があり、ピッチを俯瞰的に眺めることができます。

 

芝生席も悪くない

バックスタンドとサイドスタンドは芝生席。

典型的な国体仕様の陸上競技場ですが、芝生席にもそこそこ傾斜があるのが特徴です。

 

芝生席の裏側にまわると、かなり高さがあることがわかります。ここをよじ登るのは不可能です。

 

寸足らず

ピッチ内に跳躍場があるため、サッカーには向いてなさそうです。

 

おかげでサッカーには寸足らず。

Jリーグ創設前、習志野市のホームタウン化を諦めたJR古河が、千葉市を通り越して市原市をホームとしたのはこうした事情があったのかもしれません。

 

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