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その131 横須賀リーフスタジアム

 

ポイント🌞

敷地をもらったお礼に名前をあげる

 

黒船来航に揺れた江戸時代末期に造船所が作られて以降、軍港都市として発展した横須賀市。

現在でもアメリカ海軍横須賀基地は、アメリカ国外唯一の空母の母港であり世界最大級の船の修理設備があるなど、アメリカ海軍が世界に展開するうえで欠かせない施設になっています。

そんな軍港都市も近年は人口減少や高齢化に悩まされ、2013年には人口減少数が全国トップという不名誉な記録も作ってしまいました。

海に囲まれ急傾斜地が多い地形は、住宅地として考えると厳しいようです。

 

佐原2丁目公園のメイン施設「横須賀リーフスタジアム」。

名前の由来は、日産自動車が製造する電気自動車「LEAF」から。

これはネーミングライツではなく、公園を整備するにあたり日産自動車の社有地(久里浜工場跡地)を寄付してもらったお礼だそうです。

ちなみにこの公園と周辺道路を整備するにあたり、防衛省からも補助を受けているそうです。

 

大雨が降った時には、雨水調整池としての役割を果たします。サッカー場の水深は0.16m。

 

ピッチは人工芝、観客席はメインスタンドのみの小さなスタジアムです。スタンド中央には、屋根があります。

横浜市の保土ケ谷公園サッカー場と、群馬県伊勢崎市のあずまサッカースタジアムを足して2で割ったような雰囲気のスタジアムです。

 

フェンスの外側にバックスタンドのようなものがあります。

 

ゴール後方に見える橋は、横須賀市民の生命線「横浜横須賀道路(横横道路)」。

スタジアムは横浜横須賀道路佐原インターのすぐそばなので、車でのアクセスが便利です。

ただし、駐車場は有料。

鉄道利用の際は、京急「北久里浜」駅より徒歩15分ほどで到着です。

 

バックスタンド側後方に見えるのは「湘南学院高校」。

女子サッカーの強豪校として知られ、なでしこジャパンの選手も輩出しています。

 

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