ポイント🚅
- Jリーグ初年度は頻繁に利用
- 日差しは正面から
- アクセスの良さが魅力
日本四大ラグビー場の一つ(らしい)
花園・秩父宮・熊谷と並ぶ日本屈指のラグビー場です。Jリーグ開幕時を知るサッカーファンは、名古屋グランパスのホームスタジアムとしての印象が強いでしょう。
しかし現在では、Jリーグの定めるスタジアム基準を満たしていないため、名古屋グランパスの公式戦を開催することはできません。
スタジアムも時代に合わせたアップデートが必要なようです。
俯瞰して見るならメインスタンド
高さのあるメインスタンド。俯瞰して見るならメインスタンド一択です。
中央に屋根がありますが、見ての通り日影はほとんどありません。正面から日差しを浴びることになるため、夏場はツラそうです。
バックスタンド裏は住宅街
高さのあるメインスタンドとは対照的に、バックスタンドはピッチ脇にへばりついています。
すぐ裏側は住宅地。これ以上の拡張は難しそうです。
ゴール裏は芝生席
両ゴール裏は芝生席です。
ゴール裏からの眺めは高さが無いため奥行きが分かりづらく、とくに陣取り合戦の要素が強いラグビー観戦には向いていません。
可能であればメインスタンドでの観戦をおすすめします。
そろそろアップデートしたい
また、冒頭でも少し述べたように、全体的に設備面での貧弱さが否めません。あまりにも小さすぎる屋根、ベンチシートの座席、芝生席、導線の悪さ、トイレの少なさなど、改善しなければならない点は多数あります。
四大ラグビー場の仲間たち、花園と熊谷はラグビーワールドカップ開催を機に改修されました。秩父宮も東京オリンピック後の建替えが決まっています。
さらに隣の陸上競技場は、2026年アジア大会開催に向けた大規模な改修が進んでいます。
このラグビー場も、サッカー競技とラグビー競技で使用されることになっていますが、大規模な改修は無しですかね。
複数の駅から徒歩でアクセスできるように名古屋市街地に位置するこの立地は魅力的です。この長所を最大限に活かしたうえで、時代にあわせたアップデートをしてもらいたいものです。