ポイント🏈
- 誰もが知るラグビーの聖地
- 指定管理者はFC大阪
- 駅からほぼ一本道
言わずと知れたレジェンドスタジアム
「花園」はラグビーの代名詞。歴史と伝統に裏打ちされた、日本屈指のメジャーなスタジアムです。
野球でいえば「甲子園」、高級車でいえば「ベンツ」、和菓子でいえば「大福」、果物でいえば「バナナ」のような存在でしょうか。
では、サッカーでいうと…
「国立」?
いやいや、あれは陸上競技場です。
それはさておき、ラグビーのイメージ一色だった花園ですが、周辺施設も含めた指定管理者はなんとFC大阪。その期間は2020年から2040年となっています。
FC大阪のスケジュールを確認すると、試合はもちろん、日常のトレーニングでも花園一帯をフル活用しているようです。
第1グラウンド
実は「花園」は、ひとつだけではありません。
球技専用の第1・第2グラウンドと、陸上トラックの付いた第3グラウンドがあります。
コの字型をしたスタジアムの、南側サイドスタンド。
コーナー部分は立見席。赤い座席とコンクリートの立見席のギャップが、カッコイイです。
立見席のひとつひとつの幅は、通路と同じ幅なようです。かなり広く感じます。
駅から最も近い南側サイドスタンドは、コンコースも広め。売店も充実しています。
独立した北側サイドスタンド。サッカーでいうとアウェイゴール裏席です。
かつてこの場所がゴルフ練習場に利用されていたなんて、信じられますか?
屋根もあるが、柱もあるメインスタンド。まるでイングランドの年季の入ったスタジアムのような屋根です。
当たり前ですが、柱の後ろの席は柱によって視界を遮られます。
バックスタンドはとてもシンプル。背後に見える山の向こうは奈良県です。
バックスタンドは日当たりが良く、冬の高校ラグビー観戦にはもってこい。
正月早々この環境で観戦できる素晴らしさ。やはり専用スタジアムは最高です。
程よく傾斜が付いているので、どの席を選んでもハズレが無い素敵なスタジアムです。
FC大阪はJ3昇格を決めた2022シーズン、鈴鹿ポイントゲッターズ戦とMIOびわこ滋賀戦を第1グラウンドで開催。どちらも12,000人を超える観客が詰めかける大盛況でした。
練習場
バックスタンド後方の練習場では、試合前の選手がウォーミングアップ。
通路に降りると、こんなに間近で見学ができます。
第2グラウンド
この第2グラウンドは、FC大阪が5,000席以上の屋根付きスタジアムに改修する計画のようです。
期待しながら待っているのですが、進展しているでしょうか?
一本道
最寄り駅は近鉄奈良線「東花園」駅。そこからの道のりは簡単です。
何しろほぼ一本道。しかも遠目からスタジアムの外観が少しだけ見えるので、初めてでも安心して歩けます。