ポイント🏈
- ワールドカップを機に改修
- 臨場感溢れるスタジアム
- 駅から遠い
リノベーションで再生
2019年に開催された、ラグビーワールドカップ12会場の一つです。
もともとメインスタンド以外は申し訳程度の座席しかないスタジアムでしたが、ワールドカップ開催を機に改修。旧メインスタンドをバックスタンドとして残し、コの字型に新たなスタンドを建設しました。
また、2019年に放送されたTBSドラマ「ノーサイド・ゲーム」にも登場。このドラマでは、観客役にエキストラを4,000人も集めた大規模な撮影を行ったようです。
綺麗な青色が印象的な座席は、嬉しい跳ね上げ式。
全ての座席に背もたれとドリンクホルダーが設置されており、快適な観戦環境が整えられています。
とにかく観やすい
収容人数はおよそ24,000人のスタンドは、俯瞰して観ることのできる高い位置でも、臨場感溢れるピッチに近い席でも、メインスタンドでもバックスタンドでもサイドスタンドでも、とにかくどの席に座っても心が浮き立ちます。
全席に座る人の頭部が視線を遮らないよう、一段一段の段差を個々に変える設計が施されているそうです。
ただし、残念なのが屋根。これだけ良いスタジアムに仕上がったのに、屋根の少なさが何とも恨めしい。
厳しい暑さで知られる熊谷で、これはマズいでしょう。それとも、冬がメインのラグビーは屋根が少ない方が良いのでしょうか。
メインスタンドとサイドスタンド
旧バックスタンド側に建てられたメインスタンド。
唯一大きな屋根に覆われているエリアですが、前方まではカバーしていません。
メインスタンドと一体の両サイドスタンド。美しく彩られた座席が印象的です。
大型ビジョンは対角線上に2つ設置されています。
バックスタンド
バックスタンドは既存の旧メインスタンドを活用。他のスタンドへの場内での通り抜けはできません。
メインスタンド後方には陸上競技場の姿が見えます。
ブエノスアイレスはモンテビデオより近い
2019年に開催されたラグビーワールドカップでは3試合を開催。いずれも20,000人以上の観客を集めました。
日本の東京を含めた、各国の首都までの距離と方角が示されています。