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その37 相模原ギオンスタジアム

SC相模原 サポーター ゴール裏 相模原ギオンスタジアム

 

ポイント😝

入場可能数6,291人

 

ややこしい。SC相模原のホームスタジアム「相模原ギオンスタジアム」と、町田ゼルビアのホームスタジアム「町田GIONスタジアム」のことです。

ネーミングライツを取得した「株式会社ギオン」は地元相模原の物流会社。街行くトラックに出くわすことも多く、地域の物流を支えてくれている企業です。

それにしても、紛らわしいにもほどがあります。どうせなら、両者が一つの専用スタジアムを共有する関係になれば素敵なのですが…

妄想の域を出ません。

 

メインスタンドは2009年、バックスタンドは2011年に完成しました。

バックスタンドが完成する前からJFLの試合などが行われ、町田ゼルビアの公式戦を開催した経験もあります。

当時は移動式のゴールが使われていたようです。

 

大きな公園なので、駐車場は充実しています。

ただし、第6駐車場だけは関係者用の駐車場として利用されるため、一般の利用はできません。

 

1,000人ちょっとのSC相模原の試合では、メインスタンド脇の第5駐車場以外は余裕がありました。

圏央道のICから近いこともあり、可能ならば車で訪れた方が楽なように感じます。


座席が足りない!

SC相模原が創設されたのは2008年。スタジアムを計画した当時、クラブはまだ誕生していませんでした。

スタジアムがJリーグの定める基準を考慮して設計されていないのは仕方ありません。

座席の数は、メインスタンドとバックスタンドを合わせても僅か6,000人ほど。J2リーグの規格を満たすためには著しく不足しています。

 

中途半端な屋根

屋根が架かっているのはメインスタンドのみ。

それにしても中途半端な屋根です。両サイドをもう少し長くすることはできなかったのでしょうか。

 

雨量や風向きにもよりますが、真ん中より前の席は確実に濡れます。

座席列でいうと「J」あたりが境目になりそうです。

 

座席格差

メインスタンドは背もたれ付きの個別席、バックスタンドはベンチシート、サイドスタンドは芝生席で構成されています。

最もバス停や駐車場に近いのはバックスタンドになります。

 

球技専用スタジアムは実現するのか

このスタジアムはSC相模原だけでなく、ノジマステラ神奈川相模原、三菱重工相模原ダイナボアーズ、ノジマ相模原ライズも利用しています。

この4チームは合同で球技専用スタジアムの実現を模索しているようです。SC相模原は、この新スタジアム構想によりJ2ライセンスを取得し昇格することができました。

新スタジアムが実現する見込みはあるのでしょうか?

SC相模原が1年でJ3へ降格し、さらにJ3でも低迷している影響も気になります。

 

数千人規模の無料招待を頻繁に実施するラグビーと単純な比較は難しいですが、最近では低迷するSC相模原より、三菱重工相模原ダイナボアーズの観客数の方が多いようです。

 

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