ポイント🏖
- 希望の光
- どの席からも見やすい設計
- 全周屋根に覆われたスタンド
来年もまたJ2
フクダ電子アリーナが誕生した2005年。それは多くのサッカーファンが、2002FIFAワールドカップ開催を機に乱立した巨大な陸上競技場に失望していた時期です。
そんなサッカーファンにとって希望の光となったのが、このフクダ電子アリーナ。後に建設されたスタジアムにも影響を与えたほどの秀逸なスタジアムです。
どの席を選んでもハズレが無い
コンパクトなスタジアムながら全体が2層式。また、最前列もピッチより少し高い位置にあります。
それだけでなく、やや楕円形のスタンドは死角が少ないため、どの席を選んでもハズレが無い。
見る角度によって印象が変わるのがサッカー。ぜひ、様々な席での観戦を試してみてください。きっと今までとは違った発見があるはずです。
個人的には、ピッチ全体を広く見渡すことができる後方の席が好きです。
スタンド全周を覆う屋根
グルっとスタンド全周を覆う屋根が特徴的。
雨の日はもちろん、夏の日差しも遮ってくれる強い味方です。ただし、最上段後方に隙間があるため、風向きによっては後ろから雨が吹き込んできます。
道路を挟んだ反対側には練習場
スタジアムの向かい側には練習場。充実した設備を誇るこの練習場も自慢のひとつです。
しかし、環境に恵まれながら昇格を逃し続けるジェフユナイテッド千葉。降格した当初、こんなに長くJ2にいることになるとは誰も思わなかったでしょう。
もちろんJ1昇格は簡単なことではありませんが、いつまでも言い訳は許されません。
業を煮やしたサポーターと選手が険悪な雰囲気になることもしばしば。
蘇我スポーツ公園
スタジアム周辺はサッカーやテニス、野球など多くのスポーツ施設が整備され、さながらスポーツコンプレックスのような充実具合です。
なかでもフクダ電子スクエアやフクダ電子フィールドは、下部組織が利用するなどジェフにとっても重要な施設です。
企業城下町
やはり蘇我といったら製鉄所。もともとここは、JFEスチールの企業城下町です。
遠目に見ても目立つ大きな煙突は、蘇我地区の象徴です。
また、アクセスの良さも見逃してはなりません。
駅からスタジアムは、いかにも埋立地らしい広めな一本道。お粗末な道路を通り抜けないとたどり着けない、住宅地にあるライバルのスタジアムとは対照的です。