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その91 ヤンマースタジアム長居

ヤンマースタジアム長居 リーベルプレート 来日 トヨタカップ クラブワールドカップ

 

ポイント😀

巨大スタジアム時代の幕開け

 

新大阪駅から市営地下鉄御堂筋線で一本。さらに大阪の中心部から地下鉄やJRで約20分と、抜群のアクセスの良さを誇るスタジアムです。

開場当初は平凡な陸上競技場でしたが、1997年の国体開催を契機に約50,000人を収容できる巨大な陸上競技場へと変貌。

2002FIFAワールドカップ開催スタジアムの中で、いち早く完成したこのスタジアムは、大きな屋根に2つの大型ビジョン、そしてカラフルな座席と、新時代の幕開けを感じさせてくれました。

それ以降、Jリーグオールスターサッカーや日本代表戦、世界陸上や大阪マラソン、そして2002FIFAワールドカップを開催するなど、西日本地域の盟主の座を神戸ユニバー記念競技場から奪い取りました。

 

ところが、そんなイケイケなヤンマースタジアム長居にも徐々に忍び寄る環境の変化。

セレッソ大阪は隣接するヨドコウ桜スタジアムに完全移転。そのうえ、代表戦などの主要な試合はパナソニックスタジアム吹田での開催が増えるなど、近年は地盤沈下が進んでいます。

ワールドカップ開催を名目に日本各地に乱立させた国体用巨大陸上競技場は、時代にそぐわない過去の遺物に成り下がりました。


高さも傾斜も申し分なし

すり鉢状のスタンドは、高さも傾斜も申し分なし。おまけに全ての座席に背もたれが付いています。

 

とはいっても所詮は陸上競技場。ゴール裏席の見づらさはどうにもなりません。

トラックさえなければ最高のスタジアムなのですが…

 

大きな屋根

メインスタンドとバックスタンドには、大きな屋根が架かっています。

 

残念ながら、両ゴール裏席には屋根がありません。

 

あまりにも大きい

巨大スタジアムはその大きさゆえに力を持て余し気味。満員のヤンマースタジアム長居を目にする機会は滅多にありません。

2026年に開催されるアジア大会ではサッカー競技が実施されますが、きっと空席だらけの大会になってしまうでしょう。

 

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