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その56 ひたちなか市総合運動公園陸上競技場

 

ポイント💨

夏はともかく、冬は最悪

 

茨城県の太平洋側、ひたちなか市にある陸上競技場です。笠松陸上競技場からおよそ10kmの距離にあります。

この陸上競技場の特徴は強風。メインスタンド以外は芝生席が広がり、そのうえ外壁も無いため海風を遮るものが全くありません。

夏はともかく、冬は最悪。どれだけ防寒をしても足りません。

陸上競技は、追い風2m以上で記録が参考記録として扱われるそうです。このような海からの強風をまともに受ける環境は陸上競技に向いていないと思うのですが、どうなのでしょうか。

競技者にも観戦者にも厳しい環境です。

また、2000年の笠松陸上競技場の改修期間中、当時J2リーグに昇格したばかりの水戸ホーリーホックの試合を開催した経験があります。

残念ながら観客数が3桁ということも珍しくなく、寂しい試合が続きました。観客数が発表され、1,000人を超えるとホッとしたものです。

スタジアムは吹きっ曝し。さらに公共交通機関を使ったアクセスは皆無とあっては、発足間もない水戸ホーリーホックが動員に苦しんだのも納得です。

 

およそ3,000人収容のメインスタンド。後ろに見える照明塔は野球場のものです。

 

本当に風を遮るものが全くありません。一般的に風速1mで体感温度が1℃下がると言われています。

上着を一枚余分に持っていったほうが良さそうです。

 

上野駅から勝田駅は特急で1時間15分。そこから運動公園まで歩いて1時間15分。

合計2時間半の旅は、上野駅からユアテックスタジアム仙台に行くより長い旅になります。

 

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