ポイント😄
- 伝説的な速さでJ1昇格
- 屋根ではない
- ネーミングライツ
半地下のスタジアム
アルウィンが完成した2001年当時、このスタジアムには主となるクラブがいませんでした。
けれど、せっかくJリーグの基準を満たしたスタジアムがあるのに、そこに相応しいクラブがないのはもったいない。
ということで松本に本格的にJリーグを目指す動きがうまれたのが2004年。そこからわずか10年、松本山雅は驚異的なスピードでJ1昇格を果たしました。
常にアルウィンを埋め尽くすサポーターが、大躍進の原動力となったことは言うまでもありません。
シンプルで無駄がない
余計なデザインを加えない、シンプルで無駄がない、絶妙な距離感を保った機能的なスタジアムです。
ゴール裏席は、前列に座席があり後列が立見席。これは三協フロンテア柏スタジアムやNACK5スタジアム大宮とは逆のパターンです。
滑走路の先端
アルウィンがある信州スカイパークは、映画「大空港2013」の舞台でお馴染みの、信州まつもと空港を取り囲むような形で整備された公園です。
この空港は、日本で最も標高の高い空港(657.5m)として知られています。サッカー観戦とともに、飛行機ウォッチングも楽しめそうです。
滑走路の先端に位置するスタジアムには、飛行機の離着陸に影響を及ぼさないよう高さ制限が設けられています。
そのためピッチは周囲より低く掘り下げられ、地面に埋め込まれたような独特な外観となりました。
一瞬、目を疑ってしまいますが、バックスタンドのこれは屋根ではなく照明です。
背の高い照明塔が建てられなかった結果、このような形になりました。
どうせならメインスタンド同様に屋根を設置してもらいたかったですね。
ネーミングライツ
2018年10月1日より、長野県塩尻市に本社を置く住宅会社「サンプロ」によるネーミングライツが開始されました。
「サンプロアルウィン」、略して「サンアル」。
松本城
松本市民自慢の松本城。
現存12天守のひとつでもあり、国宝に指定されています。城好き、歴史好きではなくても一度は訪れてほしい城です。
晴れ渡る空の下で輝く、黒肌の美しさと色気がたまりません。