ポイント😈
- 藤枝ブルックスは移転
- 日本一サッカーが強い自治体「藤枝市役所」
- 藤色の座席
兵どもが夢の跡
静岡県藤枝市郊外の小さなサッカー場です。Jリーグの試合が開催される総合運動公園サッカー場とは、およそ2.5km離れています。
この程度の距離なら、もし会場を間違えてしまっても、なんとかなりそうです。
屋根があるのはメインスタンド中央のみの簡易型スタジアム。
設備は最低限。とてもシンプルなサッカー場です。
しかしこのサッカー場、こう見えて、かつてはJFLの強豪・藤枝ブルックスのホームスタジアムとして名を馳せていました。
1994年にはJリーグ準会員となり、成績もまずまずのブルックス。
当然、Jリーグ昇格への機運は高まったものの、残念なことにJリーグの基準を満たすスタジアムが藤枝市には無かったのです。
当時はまだ、総合運動公園サッカー場はありませんでした。
このことから藤枝でのJリーグ昇格を断念したブルックスは、積極的な誘致活動を展開していた福岡市へ移転。それが現在のアビスパ福岡です。
逃した魚は大きかった気がしますが、どうなのでしょうか。
ただし忘れてはならないのが、藤枝市役所サッカー部。彼らはJリーグの前身であるJSLの2部にも参加したことがある強豪なのです。また、全国自治体職員サッカー選手権大会では他を寄せ付けない圧倒的な優勝回数を誇ります。
東海リーグで戦う彼らの2022シーズンの成績は、なんと2位!優勝したFC刈谷は地域チャンピオンズリーグ決勝ラウンドへ進出。そのFC刈谷と勝点3差の2位の成績は立派なものです。