ポイント🙂
- 国内最大
- やっぱり、応援は数が大事
- 大宮アルディージャ、水増し発覚!!
応援は数が大事
67,000人収容、言わずと知れた国内最大のサッカースタジアムです。浦和レッズの試合はもちろん、多くの大会の決勝戦の舞台としても活躍。訪れたサポーターは、まずその迫力に圧倒されます。
この巨大さと、それを埋め尽くす熱狂的サポーターの力があわさり、浦和レッズは2003年から2007年にかけて黄金期を築きあげました。初のアジア王者に輝いたのもこの時期です。
人気・実力ともに他を圧倒し、この世の春を謳歌した浦和サポーターは、至福の時を過ごしました。
ところが、近年は空席が目立つようになってきました。
それでも圧倒的な声量で、相手サポーターの応援をねじ伏せる浦和サポーターは見事です。
そんな彼らの想いが実を結び、2023年には三度目のアジア制覇を果たしました。
情熱的なサポーター
情熱的でハイセンスな浦和サポーター。
ゴール裏は一層式。そんなスタジアムの造りも相まって、とても一体感のある応援です。
大迫力の浦和サポーターを目の当たりにすると、やっぱり応援は数が大事だと再認識させられます。数的優位が効くのは、ピッチ上だけではないようです。
スタジアムの大きさを最大限に活かしたコレオグラフィーは、もはや芸術の域に達しています。
無数の旗とともに繰り出される大声援は、味方選手を後押しし相手を委縮させます。
これぞサポーターの真骨頂。
大きな屋根
大きなスタンドには大きな屋根。その巨大さに圧倒されます。
惜しむらくはゴール裏に屋根が無いことでしょうか。サポーターの情熱は、屋根に反響することなく大空に突き抜けます。
でかいだけ
その大きさは目を見張るものがありますが、ピッチとスタンドは意外と距離があり、そのうえ傾斜も緩い。そのため、後方の席は陸上競技場と変わらない距離になってしまいます。
特に傾斜の緩さは致命的。前の席に大柄な人が来ると悲惨な90分間を味わうことになりかねません。
要するに、臨場感も無ければ見やすくもないということです。
ピッチ全体を俯瞰して見ることができる分、アッパースタンドの方が良さそうです。
赤恥をかいた大宮アルディージャ
2002年以降、埼玉スタジアムで年に数試合ずつホームゲームを開催してきた大宮アルディージャ。
ところが2010年10月2日、浦和レッズとのさいたまダービーにおいて観客数の水増しが発覚!!
本来29,203人の入場者数を、なんと33,660人と発表。
これをきっかけにJリーグが本格調査に乗り出しました。
すると、出るわ出るわのその数なんと、58試合111,737人に上る嘘発表。
改修後のNACK5スタジアムの新装オープンとなった、2007年11月11日からこの日まで、水増ししていない試合は0。
ゼロですよ、ゼロ!!!
嘘がばれ、世間の笑いものとなった大宮アルディージャ。
尻尾を巻いて逃げ出したアルディージャは、恥ずかしくて顔から火が出る思いをしたのでしょう。この日を最後に、浦和の地ではホームゲームを開催しなくなりました。
いくら地味で不人気でも、嘘はいけません。
大宮アルディージャは、Jリーグ史に汚点を残しました。