ポイント😀
- 東大寺(大仏さまで有名)から徒歩圏内
- 2つの奈良駅から徒歩圏内
- 照明塔を設置
まだまだJ3仕様
京都をしのぐ古都、奈良。日本が世界に誇る観光地であり、修学旅行でもおなじみです。
そんな奈良観光で絶対に外せないスポットが、東大寺の大仏殿。奈良=大仏と言っても過言ではなく、多くの日本人が一度は訪れた経験があるでしょう。
実はこの陸上競技場は、東大寺から徒歩圏内!!
奈良観光のついでにサッカー観戦、もしくはサッカー観戦のついでに奈良観光。というのもおもしろそうです。
最寄り駅は、東大寺同様「近鉄奈良」駅。
奈良の中心部には、JRと近鉄の2つの奈良駅がありますが、この2つの駅は全くの別物。1㎞近く離れているので気をつけてください。
観光もサッカー観戦もJRより近鉄の方が便利です。ついでに付け加えると、京都駅での新幹線の乗り換えも近鉄のほうがはるかに楽です(近鉄の改札の正面に新幹線の改札)。
よくわからなかったら近鉄を利用しといた方が、何かと都合の良いことが多そうです。
また、世界的な観光地である奈良は路線バスも充実。観光しすぎて歩き疲れたときは、バスを使ってスタジアムまで行くのもアリです。奈良交通バスはSuicaやPASUMOも利用できます。
青とピンク
さて、本題に入りましょう。
さわやかな青いトラックとピンク色の手すりが心に残るスタジアムは、同じ奈良県の、橿原公苑陸上競技場をひとまわり立派にしたような印象です。
スタジアムの中も外も、手すりという手すりは全てピンクで統一されています。
座席はメインスタンドだけ
メインスタンドの収容人数は約5,600人、座席が設置されているのはメインスタンドだけです。
それ以外は芝生席が広がりますが、芝生席エリアはコンコースも無く、雨風を避けられるような場所が全くありません。悪天候時はそれなりな覚悟が必要です。
奈良クラブの試合では、バックスタンドは一部の試合のみしか解放しないようです。「開放」ではなく「解放」と表記しているところに、クラブのこだわりを感じます。
照明設備を設置
照明塔が設置されたことにより、2024年からナイトゲームの開催が可能となりました。しかし、この照明設備の設置は、あくまでJ3ライセンスを満たすためのもの。
初のJ3リーグ参加にもかかわらず、序盤で首位に立つなど開幕前の予想を上回る成績を残している奈良クラブ。新スタジム建設の話題も少しずつ出てきていますが、はたしてどうなるのでしょうか。
観光都市・奈良の中心から比較的近く、ロケーションは悪くないスタジアムですが、大阪、吹田、神戸、亀岡、さらに後発のFC大阪と専用スタジアムが居並ぶ関西でJリーグ入りを果たしたのですから、ぜひ奈良クラブにも専用スタジアムで勝負してもらいたいところです。