ポイント🐶
- 忍者のまち、甲賀(こうか)
- 有名な服部半蔵は伊賀忍者。
- 熱い期待は禁物
過度な期待は禁物
南北朝時代(14世紀)から江戸時代にかけて、日本各地で活躍した忍者。その中でも伊賀と甲賀の忍者は、誰もが知る最強のエリート集団。
伊賀忍者は徳川家康に仕え、甲賀忍者は豊臣秀吉に仕えていたといわれているようです。
現在の甲賀市は、2004年10月に旧甲賀郡の水口町、土山町、甲賀町、甲南町、信楽町が合併して誕生しました。名称から察するに、この陸上競技場の位置する場所は旧水口町エリアなのでしょう。
ちなみに甲賀の読み方は「こうが」ではなく「こうか」です。
1時間に1本
アクセスは近江鉄道水口城南駅から徒歩15分ほど。しかし、近江鉄道は1時間にわずか1本の超ローカル線です。
もし待ち時間が多く発生してしまうようなら、隣の貴生川駅から歩いたほうが早いでしょう。この駅ならJRも停まるため、利便性は段違い。
貴生川駅から歩いても、30分ほどでたどり着くはずです。ただし、道中ひと山越える必要がありますが…
期待外れ
さて、せっかく忍者のまち・甲賀市を訪れたのだから、少しぐらいは忍者っぽいものに触れてみたい。
ところが、水口城南駅と貴生川駅のどちらの駅を利用しても、競技場までの道中で忍者らしさを感じるポイントはたったひとつ。それは、公園の入り口の案内板…
忍者のまちに、熱い期待は禁物です。
さらに付け加えると、水口城南駅の北側に整備された徳川家由来の水口城跡もがっかり名所。肝心な本丸跡が高校のグラウンドになってしまっています。
観戦はメインスタンド一択
座席があるのはメインスタンドだけです。
高さも傾斜も無い芝生席からの眺めは絶望的。もはや席と呼べるようなものではありません。
レイラック滋賀や大学サッカーで使用されることが多い陸上競技場です。サッカー観戦の際は、迷わずメインスタンドを選択しましょう。