ポイント🐉
- 市内最高地点
- ネーミングライツを導入
- 小さなスタンド
標高42mから見下ろす
茨城県南部に位置し、東京のベッドタウンとして発展した龍ケ崎市。
この地域は同じ茨城県の鹿嶋市より千葉県柏市の方が近いため、東葛地域の影響が強く、レイソルの勢力圏。「ちばらぎ」なんて言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。
龍ケ崎市駅から柏駅は、JR常磐線で20分弱です。
たつのこやま
さて、この陸上競技場は訪れてみるとあまりにオープンなことに驚かされます。周囲は簡単なフェンスに囲まれているだけなので、外から中の様子がまる見え。
さらに驚かされるのは、メインスタンドの後ろにわざわざ小高い山が用意されていることです。
「たつのこやま」と名付けられた人工の山は標高42m。この山の山頂が龍ケ崎市内の最高地点だそうです。
また、全部で141段の階段は、地元出身の元横綱・稀勢の里関が幼少の頃昇り降りをして体を鍛えたエピソードが有名です。
登頂すると絶妙なアングルでフィールド内を見下ろすことができます。
座席は少なめ
メインスタンドの収容人数は523人。屋根は全くありません。
屋根があるのはバックスタンド。収容人数は512人です。
メイン、バックスタンド共に座席数は少なめなので、注目度の高い試合は早めに行った方が良いかもしれません。
ネーミングライツ
2020年7月よりネーミングライツを導入。これにより、まるで大学のグラウンドのような名称になりました。
アクセスはいまいち
問題は公共交通機関を利用したアクセスの悪さです。
周囲は住宅地なのですが、最寄り駅の関東鉄道「竜ヶ崎」駅から歩いて1時間弱。ちょっと遠いですね。
だからといって、路線バスが充実しているわけでもありません。あらかじめ時刻表を調べて、ある程度シミュレーションしてから行った方が良いでしょう。
運動公園内には駐車場が用意されているので、可能であれば自家用車で訪れるのが無難です。