ポイント🙄
- こだわりの青
- ほぼ屋根無し
- 駅近スタジアム
ポテンシャルは高そう
古くは戦国時代以前から、琵琶湖の水上ルートの京都側の玄関口としての地位を確立していた大津。日本海からの人や物が、琵琶湖の船により大津から京都へ運ばれました。
当時の日本の表玄関は日本海側、国内の交易が盛んだったのも日本海側です。当時は太平洋側の海上交通は波が荒く危険だと考えられていました。
さらに江戸時代には、東海道の中でも最も栄えた大きな宿場だった大津ですが、現在は大阪や京都のベッドタウンとしての地位を確立。滋賀県の4人に1人は大津市に住んでいます。
水と緑のまち
競技場内は、ベンチ、手すり、トラックと爽やかな青色で統一されています。ピッチの緑色もあわさり、水と緑のまち・大津に相応しいカラーコーディネイトとなっています。
ついでに付け加えておくと、座席によっては手すりに視界を遮られます。意外と存在感があるので、とくに通路付近は気をつけた方がよさそうです。
屋根は申し訳程度
屋根はメインスタンド中央に申し訳程度しかありません。ほぼ無いに等しい屋根です。
座席はベンチシート、メインスタンド以外は芝生席が広がります。
陸上競技場にはおなじみの変なものが、バックスタンド中央に鎮座しています。
琵琶湖と山に挟まれて
前述のように、水と緑のまち・大津市は、山と琵琶湖に挟まれたエリアに位置しまています。特にこのスタジアムがある地域は、山と琵琶湖が最も接近した場所となっています。
背後に迫る山は、けっこうな迫力を感じます。
競技場から歩いて5分で琵琶湖に到着しました。大津市が水と緑のまちたる所以です。
大阪から40分、京都から10分
大津京駅は、京都駅から2駅で快速なども停車する利便性の高い駅です。
皇子山総合運動公園は、そんな大津京駅から歩いて5分もかからない好立地にあります。
ただし、残念ながら大津京駅から一番近いのは野球場です。
しかし、陸上競技場は大津市役所前駅(京阪電車)の目の前。駅名は「市役所前」ですが、道路を横断して市役所へ行くより陸上競技場の方が近いのではないかというくらいの至近距離です。
これだけの利便性の高さを誇り、さらに琵琶湖や比叡山などの観光資源も豊富。そう考えると、もっともっと活躍しても良いはずです。
底知れぬポテンシャルを秘めているこの競技場の未来に期待です。