ポイント👀
- もはや古豪
- 断崖絶壁を活かしたバックスタンド
- 2020年3月、御厨駅開業
栄枯盛衰、天国と地獄を味わった
1990年代後半から2000年代初めのジュビロ磐田はとにかく強かった。何しろ獲れるタイトルは全て獲り尽くしたのだから、まさに無敵!
輝かしい黄金期でした。
しかし、そんなジュビロも今では単なるエレベータークラブ。
3度のリーグ優勝を誇り、天皇杯を1度、ナビスコカップを2度、そしてアジア王者にも輝いたクラブでさえあっけなく降格するのですから、Jリーグの厳しさを痛感します。
リーグ優勝回数と降格回数が並んだジュビロに、かつての常勝軍団の面影はありません。
クラブエンブレムが堂々とお出迎え
スタジアム正面入り口に堂々と掲げられたエンブレム。白とサックスブルーの相性の良さも相まって、本当にかっこいいです。
古豪の風格を感じます。
併設のジュビロショップもいい味を出しています。
壮大なバックスタンド
最大の見どころは、惚れ惚れしてしまうほど壮大なバックスタンド。この壁のようなスタンド、実は山の斜面を利用して造られました。
なんということでしょう。地形の凹凸を見事に活かした匠の技です。
ピッチレベルから天に向かってのびる姿は、まさに圧巻!
写真ではうまく伝えられないので、ぜひ現地に行って感動してください。
上に登れば登るほど、このバックスタンドの良さを堪能できます。
ただし雨の日は最悪。全く逃げ場がなく、カッパを着るのも一苦労です。
ホームゴール裏との接続部分。
かつてここには大型ビジョンがあり、多くの見切り席を生み出す原因となっていましたが、現在はアウェイ側に移動しました。
変わらないメインスタンド
独特の形状をした屋根が印象的なメインスタンド。
何度か改修を経験しているスタジアムですが、メインスタンドはほとんど変化がありません。すぐ後ろに道路があるため、これ以上の拡張は難しそうです。
左右非対称なゴール裏
ホームゴール裏上段は、わずかながら屋根が備わっています。
アウェイサポーターは2階席から応援。屋根はありません。
1階席はネット越しの観戦になります。黄金期はここがホームサポーター席でした。
御厨駅から徒歩20分
2020年3月に開業したJR東海道線「御厨」駅。読み方は「みくりや」です。
この駅の開業により、鉄道を使ったアクセスが大幅に改善しました。