ポイント😅
- 老舗中の老舗
- 球技場に隣接
- J2開催実績あり
多忙な球技場を補完
数多くの陸上競技場を擁する神奈川県の中でも、老舗中の老舗の陸上競技場です。
誕生したのは、なんと終戦から数年後の1951年。ちなみに1951年というと、隣国は朝鮮戦争真っ只中。日本はその特需に沸いていた頃です。
陸上競技場のバックスタンドは、ニッパツ三ツ沢球技場のメインスタンドに隣接しています。
球技場のメインスタンド最上段から少しだけ陸上競技場の中を覗き見ることができますが、木と柵が目隠しになっているため、ピッチの様子は窺い知ることはできません。
このように木々と柵に覆われている陸上競技場は、一見わかりづらく、そこにあることに気づかない人もいそうなくらいです。
華やかな表舞台で活躍する球技場に比べると、地味な印象は否めません。
屋根が無い点は球技場と同じですが、木陰で良ければたくさんあります。
もちろん、冬になると葉っぱは落ちます。
使用されることの少ない芝生席ですが、いつ見ても綺麗に整備されています。
2002シーズンに、当時J2リーグに所属していた横浜FCの試合を開催したことがありますが、現在は横浜FCの試合で使われることはありません。
また、Y.S.C.C.の試合も2021シーズンを最後に開催されていません。
それでも、慢性的な過密日程に悩まされている球技場を補完するように、サッカーやラグビーなど球技での使用頻度が高い陸上競技場です。
完成から70年が経過したご老体ですが、まだまだ現役バリバリ。流石に古さを隠しきれませんが、細かい改修を重ねながら使用し続けています。