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その4 静岡スタジアム エコパ

 

ポイント😙

大きすぎる器を持て余し気味

 

2002FIFAワールドカップ開催を機に建設されました。ヤンマースタジアム長居キューアンドエースタジアムみやぎを上回る、国内屈指の巨大な陸上競技場です。

ワールドカップでは、準々決勝イングランドvsブラジルの舞台となりました。ベッカムフィーバーに沸くイングランド代表は、ブラジル代表に敗れここで敗退。

こけら落としはワールドカップの前年、2001年5月に開催された静岡ダービー。この試合にはなんと50,000人以上の観客が詰めかけ、スタジアムは熱気に包まれました。

それ以来、静岡県内の主要な大会の舞台として利用されています。

もっとも、開放されるのはメインスタンドや下層階のみの場合も多く、大きすぎる器を持て余し気味であることは否めません。

 

また、ラグビーワールドカップ会場にも選ばれたエコパは、日本がアイルランドを破り世界に衝撃を与えた舞台となりました。

2026年に名古屋市を中心に開催されるアジア大会では、サッカー競技の会場として使用される予定となっています。


スタジアム全体を覆う屋根

この優美な屋根がスタジアム全体を覆い、快適な観戦をサポートしてくれます。大型ビジョンは両ゴール裏に設置されています。

 

緑とオレンジの静岡カラー

エコパ最大の特徴は、鮮やかなカラーリングが施されたこの座席です。まるでJR東海道線を彷彿とさせるお茶とみかんの静岡カラー。

燦々と降りそそぐ太陽の光とマッチした、絶妙な美しさを醸し出しています。

 

期待外れの可動席

エコパ自慢の可動席。最前列よりさらに前に、座席がせり出します。

ところが、最前列は陸上トラックの外側。これではせっかくの可動席が意味をなしていません。

傾斜が緩やかな分、かえって見づらそう。はっきり言ってしまえば、ハズレ席です。

 

ピッチは最前列より遥か向こう…

これにはがっかりです。

 

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