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その29 日産スタジアム

日産スタジアム 2階席 見え方 屋根

 

ポイント😟

とにかく2階席

 

「糞スタ」と聞いて思い浮かべるスタジアムは人によって違うかもしれませんが、サッカーファンなら多くの人が思い浮かべるであろう場所がこのスタジアム。

ちょっと不気味な威圧感を感じるほど巨大。それでいて、何の面白みもない様は糞スタそのもの。

こんなスタジアムで2002年FIFAワールドカップ決勝戦を開催しました。

こんなスタジアムで2019年ラグビーワールドカップ決勝戦を開催しました。

しかし、肝心のオリンピックは国内選考で大阪に敗れ落選しました。


メイン・バックスタンド2階

このスタジアムでサッカー観戦をすること自体おすすめできませんが、仕方なく観戦する場合は、迷わず2階席を購入しましょう。

1階席より大分マシです。

そこそこ傾斜がついているので、空虚な空間さえ気にしなければ何とかなります。視力に不安のある方は眼鏡を忘れずに。

 

 メイン・バックスタンド1階

低い位置から始まるにもかかわらず、傾斜の緩い1階席。

陸上トラックがあり、その外側のスペースがあり、そのうえ最前列の前には意味不明な溝まであります。

これに前席の人の後頭部が加わったら本当に悲惨なことになります。

とにかく見づらい。というか見えない。

 

ゴール裏2階

1階よりは大分マシですが…

 

これは日本平スタジアムの2階席からの眺めです。差は一目瞭然ですね。

 

ゴール裏1階

逆サイドはもちろん、手前側でさえ見えないのですからお金を払う価値はありません。もはや見切り席といってもいいでしょう。

この席での観戦は、時間と金をドブに捨てる行為です。うっかりこのあたりの席を購入してしまったら、頑張って90分間耐えてください。

 

歓声は少し遅れてやって来ます。見えてないのですから仕方ありませんね。

 

アウェイサポーターが掲げてくれたメッセージは見えていますか?

 

座席の向きがおかしい

スタンドがトラックに沿ってカーブしていないため、コーナー部分に座ると悲惨な体験をすることになります。

空いているときは体を傾けることもできますが、混雑しているときはかなりツラい。

設計者は曲線を知らないのでしょうか?この席で一体何を見ろと?こんな席でサッカー観戦に没頭するのは不可能です。

世界のスタジアムを見渡してみると、1990年代中頃にも良いスタジアムはたくさんありました。

いわゆる成功事例が溢れていたにもかかわらず、なぜこのような設計をしてしまったのでしょう。

 

座席は観戦者のためのもの。そんな当たり前のことを忘れてしまっていたのかもしれません。

まるで陸上競技場の悪いところ、大きなスタジアムの悪いところを強調したような設計です。

 

沈みません

日産スタジアムが建設されたのは鶴見川の遊水地です。

 

もちろん、大雨が降ると大量の水が流れ込んでくるのですが、幸か不幸か千本以上の柱の上に建つこの糞スタジアムが沈むことはありません。

 

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