ポイント😳
- 本当はここをホームにしたカッター
- まる見え
- 駅から近いけど遠い
幻のホームスタジアム
千葉県習志野市のサッカー場です。性別や年代を問わず、様々なカテゴリーで利用され、サッカーだけでなくアメフトの試合が開催されることもあります。
そんなスタジアムを語るうえで欠かせないのが、やはりジェフユナイテッド市原でしょう。
なにしろこのスタジアムは、1993年のJリーグ開幕時にJR古河のホームスタジアムとなることが半ば決定していたのですから。
当時としては珍しい、天然芝の専用スタジアムが東京近郊にあるわけですから、ホームスタジアムの候補としてあがるのは至極当然のことでした。
しかし、この計画に反対した近隣住民いたため、習志野市のホームタウン化は頓挫。困ったJR古河は、救いの手を差し伸べてくれた市原市をホームタウンとすることになったわけです。
見ての通り、敷地に余裕があるようには見えませんが、どのように改修する計画だったのでしょうか?気になります。
席はメインスタンドのみ
とてもあっさりしたメインスタンド。雨や日差しを遮るものが全くないので、雨具や日焼け対策を忘れずに。
ピッチ周辺に余分なスペースはありません。
外からまる見え
あまりにも簡単に覗けるうえに、陸上トラックが無いのでピッチは目と鼻の先。
有料試合だからといって、タダ見対策は特にしていません。下手なスタジアムのゴール裏よりよっぽど見やすいです。
老朽化
こういった施設が避けて通れないのが老朽化問題。観客席から見える部分はもちろん、選手控室やトイレも古さが目に付くようになってきました。
所有者である習志野市は、施設の改修を機にピッチを天然芝から人工芝へ変更する方針のようです。これにより、稼働率アップやコスト削減を図りたいとのこと。
しかし、日本代表も頻繁に利用する天然芝のピッチが失われてしまうことを残念に感じる人も多いようです。
こんな貼り紙もありました。
ちなみに隣接する野球場のスコアボードは、totoの助成金を利用しフルカラーLEDパネルを導入。スコアボードとしての機能はもちろん、メッセージや写真の表示までできるそうです。
駅からぐるりと遠回り
JR新習志野駅のすぐ裏側に立地し、駅のホームからも照明塔が見えますが、間を通る東関東自動車道と国道357号線を横断するのに少し苦労します。
正面に見えながらも、コの字に移動しなければたどり着けないもどかしさ。
真っすぐ横断するのは不可能な道路なので、諦めましょう。無理な横断は命を落とします。