ポイント🙂
- 岡山湯郷Belle
- 天空感
- 超ローカル線
野津田より天空
2024プレナスなでしこリーグ2部を無敗優勝で制覇し、1部昇格を決めた岡山湯郷Belleのホームスタジアムです。大量退団騒動のあった2016年以来の1部復帰になります。
ところで、ずっと「おかやまゆごうベレ」だと思っていたのですが、「おかやまゆのごうベル」なんですね。知らなかったです。
山の中腹
岡山県北東部に位置する美作市は、とにかく山がちな地形で、どこを向いても山ばかり。
このスタジアムがあるのも想像以上に山の中、天空感で言ったら町田GIONスタジアム以上です。
麓でこの案内を見たときは、ここから4㎞も歩くのかと気持ちが落ち込みましたが、実際には15分ほどでたどり着きました(ただし、15分間ずっと上り坂です)。
屋根付きのメインスタンド
メインスタンドには屋根が架かっていますが、あまり大きな屋根ではありません。横幅も奥行きも中途半端です。
収容人数は5,000人だそうです。
スタジアム入口では、ラグビーとサッカーが仲良く交差していました。
一番いい場所が塞がれている
バックスタンドは芝生席です。全部で7つのブロックに分けられています。
訪れた日は、とても綺麗に刈られた状態でした。
スタンド前方の通路からピッチへ水を撒くスタイルのようです。
ひとつ残念なのが、バックスタンドのど真ん中に鎮座する国旗掲揚台。
見切り席が大量に発生しています。設計ミスですか?
バックスタンドを埋めるようなイベントなど無いというなら、それはそれで残念です。
ゴール裏
両ゴール裏は席としては使われません。
生垣の後ろは、かなり高低差があるのですが、ボールが転がり落ちてしまうと、取りに行くのが大変そうです。
美しい
それにしても、まるで絨毯のように美しいピッチです。
華やかな表舞台が生み出されるには、それを支える人たちがいることを忘れてはいけません。
超ローカル線
公共交通機関を使ったアクセスは、JR姫新線「林野」駅から徒歩40分ほど。
ただし、この駅は美作市の代表駅らしいのですが、日中は2時間に1本しか列車の来ない超ローカル駅です。
もちろん、駅の周りには何もありません、タクシーもいません。
強いてあげるとすれば、椅子と自動販売機があるぐらいです。
最後にJR姫新線の乗り方についてです。
姫新線ではSuicaやPASMOなどのICカードは利用できません。
1.後ろのドアから乗車し、整理券をとって着席。
2.目的駅に着いたら、車両前方に表示されている運賃を現金で運賃箱に投入する。このとき、両替機に入れないように注意する。
3.前のドアから降りる。
以上のことを頭に入れておけば、慣れないローカル線に慌てること無く、車窓を楽しむことができるはずです。