ポイント🙀
- 複数の地下鉄駅が利用可能
- 2026年アジア大会開催予定
- 豊田スタジアムとの関係は?
しばしお休みです
1941年に完成した歴史あるスタジアムは、アクセスの良さが魅力。複数の路線の地下鉄駅から徒歩10分ほど、さらに名古屋駅からも地下鉄で一本と、新幹線利用者にも優しいスタジアムです。
ところが近年は老朽化や設計の古さが目に付くようになってきました。1994年に実施した大規模な改修から30年近くが経過。時の流れの早さを感じます。
アクセスの良さは目を見張るものがありますが、快適な観戦環境とは言い難いスタジアムです。
高さ有り、傾斜有り、屋根有りのメインスタンド
「高さ」と「傾斜」と「屋根」、三拍子そろったメインスタンドです。
ただし、ピッチは遠め。
スタジアム内で屋根がある場所はここだけですが、あまりの柱の多さに最上部は見切り席が多数発生。
メインスタンド両側の水色の部分はベンチシート。座席と座席の間隔が非常に狭く、さらに座席番号の表示もわかりづらいです。
そのため直前に到着すると、自分の席が人に埋もれてしまい、探し出すのに一苦労。
すでに着席している人のお尻とお尻の隙間から、自分の席番号を見つけ出さなければなりません。
席がなかなか見つからずウロウロしている人も多いようです。そうなると当然、座っている人の視界を遮ります・・・
ストレスが溜まります。
全然わかりませんゴール裏
逆サイドはもちろん、手前サイドの様子もよくわかりません。思わず顔をしかめてしまうようなゴール裏席です。
最上段の通路が最も観戦しやすいためか、そこで立ち止まっている人が多く、ただでさえ狭い通路が悲惨なことに。
他人の邪魔になっていても気にならない、モラルの無い人が大勢います。
ゴール裏と一体のバックスタンド
ゴール裏と一体となったバックスタンド。高さも傾斜も無い。そして屋根も無い。
中央には座席数殺しの聖火台。そのためバックスタンドは真っ二つに割れています。一体感も何もあったもんじゃない。
雨に打たれ、それでも応援するサポーター
平日、しかも外出するのを躊躇うような横殴りの雨の中でも、多くのサポーターが集まるパロマ瑞穂スタジアム。
アクセスに恵まれた環境は、平日開催にはうってつけです。
しかしサッカー観戦には不向きな陸上競技場。さらにコンコースが無いなど、構造的な欠陥も抱えており、快適な環境とは言い難いものがあります。
アジア大会のメイン会場
2026年アジア大会に向け、30,000人規模の巨大な陸上競技場へ生まれ変わることが決まりました。一度解体し、新たなスタジアムを建設する大掛かりな工事を実施中です。
なお、サッカー競技は、豊田スタジアム、港サッカー場、ウェーブスタジアム刈谷、瑞穂ラグビー場、長良川競技場、エコパスタジアム、京都スタジアム、長居スタジアム、神戸ユニバー記念競技場の9会場で実施される予定となっています。
そうなると気になるのは、豊田スタジアムとの関係です。
瑞穂と豊田の両方でホームゲームを開催する中途半端な名古屋グランパスは、人気もいまいち。
2026年以降はどのように運用していくのでしょうか。