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その238 青葉の森スポーツプラザ陸上競技場

青葉の森スポーツプラザ陸上競技場 メインスタンド 屋根 日差し 夏

 

ポイント😶

コンクリート打ちっぱなし

 

千葉県千葉市中央区、青葉の森公園内にある陸上競技場です。

 

公園内には、陸上競技場をはじめ、野球場やテニスコートなどのスポーツ施設や、博物館が点在しています。

また、東京ドーム10個分以上の面積を誇るこの公園は、巨大さを活かした芝生広場や樹木に囲まれたエリアなど、スポーツ施設以外にも見どころが満載です。


打ちっぱなし

美しい緑色のピッチに目を奪われますが、最大の特徴はメインスタンドです。

一見、何の変哲もない陸上競技場ですが、よく見るとスタンド内に椅子が設置されていません。

 

なぜここまで造って椅子を設置しなかったのでしょう…

この方がスタイリッシュでお洒落ってことですか?

 

そういえば、外観もコンクリート打ちっぱなしでした。

 

メインスタンド以外は芝生席が広がりますが、奥行きはあまりありません。

 

千葉寺駅

公共交通機関を利用したアクセスは、京成千原線「千葉寺」駅から20分ほど。

 

この駅は、相対式ホーム2面2線の下りホームだけが使用されているおもしろい駅です。

 

京成千原線は単線ですが、将来の複線化を見越した設計がされているため、このような状態になっています。

日中の運行本数は1時間に3本。コンクリート打ちっぱなしの未使用ホームを眺めながら電車を待ちます。

 

また、この駅から青葉の森公園と逆方向に30分ほど歩くと、フクダ電子アリーナがあります。

街の隙間からフクアリ周辺の工業地帯を垣間見ることができます。

 

千葉寺

さて、駅名はもちろん、地名自体が「千葉寺(ちばでら)」となっているこの一帯ですが、その由来となったのが千葉寺(せんようじ)です。

調べてみると、709年に創建された千葉市内最古の寺院は、源頼朝とも関わりがあるお寺であることがわかりました。

709年というと、都が平城京に移る前年ですから、歴史の古さは相当なものです。ちなみに日本の寺院の約10%は、明治以降に新しく建てられたものです。

覚える必要は全くありませんが、地名が「千葉寺(ちばでら)町」、駅名も「千葉寺(ちばでら)駅」、お寺は「千葉寺(せんようじ)」。ちょっとややこしいですね。

 

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