ポイント😳
- 大きな屋根
- アウェイサポーター
- まだJ2基準
雨にも負けず
北陸地方初のJリーグの基準を満たす専用スタジアムとして、多くのサッカーファンの期待を背負って2024年2月にオープンしました。
大きくせり出した屋根
この日は外出することをためらうほどの荒天。ピッチは水たまりが多数。そんな中で開催された試合にも関わらず、好んで前方の席を選択している人以外は濡れずに済んでいました。
大きくせり出した屋根がスタンド前方まで架かっています。
このような天候の日にスタジアムを訪れると、Jリーグが屋根の有無を大事にしている理由がよく分かります。
大事なカメラも濡れずに済みますね。
ただし、それぞれのスタンドが独立した構造のため、端の方の席は雨が吹き込んでくる可能性が高いです。
アウェイゴール裏
大きな屋根の恩恵を受けるホームサポーターとは対照的なアウェイサポーター。僅か2段の立見席は、屋根が無いのはもちろん、大型ビジョンを眺める事さえ許されません。
スタジアムを建設するにあたって広く寄付を募りながらこの仕打ち。どうなんですかね。
真正面から暴力的な雨を浴び続けながらも選手を鼓舞し続けるアウェイサポーター。さすがに不憫に感じます。
長距離移動をするアウェイサポーターこそ濡れたら面倒だと思うのですが…
拡張の余地を残す
実はこのスタジアム、現在の収容人数は10,444人。J1リーグの基準は満たしていません。
そのため、将来的にアウェイゴール裏席を拡張できるような設計になっているとのことです。
プレミアムラウンジ、テラスシート、テーブルシート、ソファシート、畳シート、その他書ききれないほどバラエティに富んだ席種を用意するメインスタンド。
グラデーションの座席に浮かび上がる「KANAZAWA」の文字が美しいバックスタンド。
ウェルカムゲートと一体となったホームゴール裏席。
そして貧相なアウェイゴール裏席。
J1仕様に拡張した際には、この貧相なスタンドがどのように生まれ変わるのか。
今からとても待ち遠しいですが、ツエーゲン金沢がJ3に留まり続けていたのでは話になりません。
J2復帰は絶対に達成させなければならない目標です。
無料シャトルバス
市の玄関口である金沢駅から歩いて35分ほどでたどり着くことができますが、ツエーゲン金沢の試合では、嬉しいことに駅から無料のシャトルバスが用意されています。
土砂降りの雨の中、とても嬉しいおもてなしでした。