ポイント💡
- 目障りな南日本新聞社
- 新スタジアム
- 鹿児島中央駅から徒歩50分
基準を満たさず
Jリーグ初期の頃は、地方開催のスタジアムとしてお馴染みでした。横浜フリューゲルス、ジュビロ磐田、京都サンガなど、多くのクラブがこの地で公式戦を開催した経験があります。
現在は鹿児島ユナイテッドのホームスタジアムとして、またシーズン開幕前に様々なクラブが訪れるキャンプ地として活躍しています。
桜島!!
鹿児島のシンボル、桜島。噴煙の白色は水蒸気、灰色は火山灰です。
桜島は、2023シーズンをもって引退した遠藤保仁氏の出身地としても知られています。
スタジアムがある鴨池公園からもその雄大な姿を望むことができますが、残念ながら視界のど真ん中に立ち塞がる南日本新聞社の本社ビルが目障りです。
この新聞社、鹿児島に新サッカースタジアムができると桜島の景観が遮られるとかなんとか書き連ねていた記憶があるのですが…
あなたのビルが一番邪魔です。
スタンド内から見てもやっぱり邪魔。
ゴール裏は使わない
鹿児島ユナイテッドの試合では、両ゴール席は閉鎖。コストがかかるうえに見づらいので使わないとのことです。
アウェイサポーターもバックスタンドでの応援となります。
ならばメインスタンドやバックスタンドが見やすいかというと、そうでもないのが残念なところ。所詮は陸上競技場です。
ライセンス問題
2024シーズン、鹿児島ユナイテッドはJ1クラブライセンスが交付されましたが、これは猶予期間の例外適用によるライセンス取得となっています。
現状ではスタジアム、練習場ともに基準を満たしていません。つまり、将来的に何とかすると約束をし、例外でライセンスを付与してもらったということです。
スタジアムの観客席は12,544席ですが、そのうち屋根で覆われている座席は1,075席だそうです。これではJリーグの定める1/3以上には程遠い状態であることが分かります。
新スタジアム構想が盛んに報道されていますが、果たしてどうなるのでしょうか。
補助競技場
白波スタジアム同様、補助競技場もJリークラブのキャンプで利用されます。
観客席も設置されており、メインスタンドとバックスタンドに1,000席ほど用意されています。
頑張れば歩ける
鹿児島市電「郡元」駅から歩いて20分ほどですが、頑張ればJR「鹿児島中央」 駅からも歩けます。
約4km、50分ほどの道のりですが、サッカーのために鹿児島まで訪れるサポーターならへっちゃらでしょう。