ポイント🙂
- 数多くのチームが利用
- 完全非公開可能
- 駅から歩いて30分
サッカー関係者御用達
冬でも比較的温暖な鹿児島県には多くのJリーグクラブが開幕前のキャンプのために訪れます。
ところが、Jリーグは2026シーズンより開幕を8月に変更することを決めました。これにより、多くのクラブが北海道など冷涼な環境でのキャンプを選択することになると指摘されています。
数多のチームが利用
国内有数の温泉地として知られる鹿児島県指宿(いぶすき)市。名物の天然砂むし風呂が有名です。
そんな指宿市において、サッカーのキャンプ地として知られているのが、この「指宿いわさきホテル」。
訪れた日は、開幕前のキャンプを実施している柏レイソルと湘南ベルマーレ、さらに前日にトレーニングマッチで対戦したロアッソ熊本が滞在していました。
この日だけで3クラブが同じホテルにいるなんて、それだけでも驚きますが、過去には浦和レッズ、名古屋グランパス、サンフレッチェ広島などのJリーグクラブはもちろん、日本代表がキャンプを張った実績があります。
さらに忘れてはならないのが、2002FIFAワールドカップ時のフランス代表。当時世界王者に君臨していた彼らも、大会前の最終調整をこの地で行いました(惨憺たる結果で敗退)。
敷地内に2面のピッチ
これほど数多くのチームに選ばれる理由は、敷地内にグラウンドを有していること。
私有地での練習は、容易に外部の目を遮断することが可能です。また、2面のピッチは独立しているので、互いの存在をあまり気にすることなくトレーニングに励める気がします。
さらに、ホテルからグラウンドまで徒歩で移動できることも魅力の一つでしょう。わざわざバスで移動する必要がないのですから。
いい感じなリゾート感が、非日常を演出してくれます。
木製の柵の外側から見学です。
徒歩30分
公共交通機関を使ったアクセスは、JR「指宿」駅から徒歩30分。ひたすら一本道を歩くだけで到着です。
荷物が多い場合は、タクシーを利用しても大した金額にはならないはずです。
完全非公開で実施されることの多いJリーグクラブのキャンプですが、それでも一般に公開されている日はあります。見学に訪れてみると、試合とは違う選手やスタッフの意外な一面に触れることができるかもしれません。