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その217 J:COMフィールド土浦

J:COMフィールド土浦 J:COMスタジアム土浦 川口運動公園 陸上競技場 野球場 スタジアムガイド

 

ポイント😋

野球場との格差がすごい

 

千葉県柏市から約37㎞、茨城県南部の主要都市・土浦は、室町時代に土浦城が築かれ、江戸時代には水戸街道の主要な宿場町としての重要な役割を担いました。

また、霞ヶ浦の舟運の拠点として多くの人や物が集まり、水陸交通の要衝に位置したことから、商都としても栄えました。が、残念ながら現在は激しく衰退中。

県南地域の中心都市の座は、成長著しいつくば市に移りました。


歩いて10分

アクセスはJR土浦駅東口から徒歩10分。

土浦駅は貨物駅を併設しているため、東西の通路がとても長く、出口を間違えてしまうと延々と長い距離を戻るはめになるので注意が必要です。

 

土浦港のヨットやボートが見えたらあと少しです。江戸時代は、この辺りが河岸(かし)として賑わっていたのでしょうか。

 

野球場の脇を通り抜けたら陸上競技場に到着です。

 

ベンチと土手

陸上競技場に観客席と呼べるようなものは存在しません。屋根の下にあるのはスタンドではなくベンチ。

 

バックスタンドやサイドスタンドも芝生席ではなく土手。集客力のない陸上競技場に観客席は不要ということでしょう。

そういえば土浦城も天守は築かれませんでしたね。

 

本当に笑っちゃうぐらい土手です。

 

もちろん、電光掲示なんてありません。

 

立派すぎるほど立派

これ以上ないほど簡素な陸上競技場とは対照的に、隣接する野球場は豪華絢爛。

10,000人以上を収容する巨大な野球場です。

 

野球場の照明塔に、陸上競技場が侵食されています。

 

少し離れた位置から両者を比較すると、とんでもない格差を感じます。

JFLに昇格を決めたプリマハムFC土浦(FC水戸と合併→水戸ホーリーホック)を全く支援しなかった土浦市ですが、もし行政の積極的な支援があったとしたら、野球場並みに豪華な陸上競技場の姿がここにあったかもしれません。

 

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