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その211 四ツ池公園 陸上競技場

四ツ池公園 陸上競技場 観客席 屋根 雨

 

ポイント👀

浜松にJリーグ?

 

県庁所在地の静岡市を上回る人口を擁する浜松市ですが、2005年の80.4万人をピークに減少傾向が続いています。街の「活性化」が叫ばれて久しい中、2023年5月、浜松からJリーグ入りを目指す構想が動き出しているとの報道がありました。

どうやら、完成から40年以上経過した四ツ池公園陸上競技場の改修計画にのっかり、スタジアム問題を解決する青写真を描いたようです。

とても興味深い話でしたが、浜松市がジュビロ磐田のホームタウンに名を連ねていることや、行政がPJMフューチャーズHondaFCを全く支援しなかった過去を踏まえると、構想が実現することは無いでしょう。


市民レベルの陸上競技場

メインスタンドの収容人数は1,600人。座席はベンチシートです。

 

メインスタンド以外は芝生席が広がります。

 

跳躍場がトラックの内側に設置されているなど、球技での使用は考慮されていないようです。

また観客席も少なく、現状の四ツ池公園陸上競技場は市民レベルの陸上競技場です。

 

充実の屋根

特筆すべきはスタンドの端から端まで架かった屋根。

 

なんと、観客席の後ろにある通路まで屋根に覆われているのですから驚きです。

屋根の充実度で見れば、平均的なJリーグ開催スタジアムを軽く凌駕しています。

 

野球場は解体(予定)

公園内でひと際目を引く照明塔は、陸上競技場のもではなく隣接する浜松球場のものです。

プロ野球の開催実績もある立派な球場ですが、同じ市内の海岸近くに県営球場を建設し、浜松球場は解体。そのうえで陸上競技場を拡張するという方針が公表されました。

静岡県西部にはエコパスタジアムがあるので、そこまで大きな陸上競技場が必要なわけではないように感じますが、どうなのでしょう。

それをいったら、プロ野球球団も無いのにハイスペックな県営球場なんて、なおさら必要ないという話になりますが…

 

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