ポイント😝
- 存在感のある鉄塔
- まる見え
- 駅が無い
SC相模原のホームタウン
SC相模原の練習場所として利用されている陸上競技場です。練習は一般公開されている日もあるので、クラブのホームページやTwitterなどでも頻繁に登場します。
相模原市、海老名市、座間市、愛川町(あいかわまち)と共にSC相模原のホームタウンに名を連ねる綾瀬市は、長閑さと軍事基地の煩さが同居する、ちょっと異様な土地です。
なんと、市の面積の20%近くを基地が占めているそうです。
この日は、けたたましい音をたてたヘリコプターが何度も頭上を通りすぎていきました。
ネーミングライツ
スポーツセンターのネーミングライツを取得したのは、ガラスリサイクル企業の(有)飯室商店。
社長曰く「一般にはわかりにくく廃棄されてしまうガラスの不燃物も、プロの目から見ると半分は有価物」だそうです。
道中の案内表示も、もちろんネーミングライツ付き。
圧倒的存在感
訪れてまず目に飛び込んできたのは、異様なほど存在感を感じる高圧線の鉄塔。仁王立ちしたウルトラマンを連想させるような鉄塔です。
紅白に色塗られているのは、厚木基地対策でしょうか。
どこから来てどこかへ行くのか分かりませんが、敷地内を送電線が豪快に横切っています。
まる見え
周囲を遮るものが全く無いため、スタンドに入らずともピッチ内の様子が手に取るようにわかります。
バックスタンド側に設置されたフェンスは腰の高さほど。ここまで低いと、簡単に競技場外にボールが飛び出してしまいそうです。
おかげで視界を遮られることなくピッチを見渡すことができます。
一番視界を遮っているのは、スタンド前方に設置された手すりでしょうかね。
少し後ろの席を選んだ方がスッキリします。
窮屈
敷地内の各施設は窮屈な配置。陸上競技場とテニスコートの隙間は人が何とかすれ違えるほどの幅しかありません。
スコアボードはテニスコートのフェンスにひっついています。
メインスタンドやゴール裏側の道路との近接具合もなかなかのものです。
他に置き場所が無かったのか、通路上にトレーニングベンチが設置されていました。
駅が無い
実は綾瀬市には鉄道の駅がありません。中心部にはショッピングセンターなどもあり、それなりに栄えているのですが駅が無いのはなぜでしょう。公共交通機関を使って訪れようとするとバスに頼るしかありません。
神奈川県の中央に位置しながら、鉄道網の発達に取り残されてしまったようです。
2021年に綾瀬スマートインターが開通し、交通状況は激変。しかし、市民スポーツセンターの駐車場は貧弱なため、停められる台数は限りがあります。
とは言っても、平日に行われるSC相模原の練習程度であれば問題ないでしょう。