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その20 江東区夢の島競技場

夢の島競技場 屋根 関東大学サッカーリーグ 観戦記 訪問記

 

ポイント🙄

アクセスの良さだけはトップクラス

 

「夢の島」=「ゴミの島」。一定の年齢以上の人たちは、そんなイメージを抱いているかもしれません。

現在は緑豊かな公園として整備されている夢の島一帯ですが、1957年から1967年の期間は、東京都のゴミ埋立処分場として利用されていました。

ゴミ処分場といっても現在とは違い、当時の人々は分別も焼却もしない。何でもかんでもそのまま捨てていたのですから、たまりません。

ゴミ収集車からダイレクトにそのまま放置していたのです。

東京ゴミ戦争の影響もあり、公害の代名詞となってしまった夢の島ですが、それにしてもゴミの島を夢の島と名付けるセンス。これも一種のイメージ戦略だったのでしょうか。


緑豊か

緑豊かな夢の島一帯は都会のオアシス。地下を掘ると大量のゴミが出てくるだなんて信じられません。

 

もちろん、競技場周辺も植栽が施されています。

 

ターミナル駅から徒歩圏内

夢の島競技場の最大の長所は、何と言ってもアクセスの良さ。最寄りの新木場駅は、JR、地下鉄、りんかい線の3社3路線が集まるターミナル駅です。

そのうえ新木場駅は、なんと東京駅からたった10分で到着可能。都内のみならず、他県からもアクセスしやすい恵まれた立地は何よりの魅力です。

 

駅のホームから競技場が見えます。

しかし、アクセス以外にこれと言った取り柄が無いのが残念なところ。これだけ利便性の高い場所にありながら、JFLレベルのスタジアムしか整備されていないことは、国家的な損失です。

 

逆光が眩しい

約2,300人収容のメインスタンド。屋根は中央に少しあるだけです。

 

メインスタンド以外は芝生席が広がります。

かつて横浜FCが年に数試合、J2の試合を開催していましたが、現在の基準でJ2の試合を開催することはできません。

それにしても、逆光が眩しくてたまらない。

 

バックスタンド越しのタワマン群

バックスタンド越しに見える高架橋は、JR京葉線です。そのさらに後ろのタワーマンション群も視界に入ります。

陸上競技場が整備されたのは1996年。時代が違えば、ここにもタワーマンションが建設されていたかもしれません。

特筆すべき点はアクセスの良さだけ。しかしその立地の良さから、何かと重宝されている競技場です。

 

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