ポイント😚
- 柱ばかりが目につく屋根
- ACLは国立で開催
- 待ち望まれる新スタジアム
凡庸中で最も下等
山梨県のほぼ中央に位置する甲府市。
県の人口およそ82万人のうち、20万人弱が甲府市で暮らしていますが、これは全国の県庁所在地のなかでは最少クラス。鳥取県鳥取市と熾烈な最下位争いを繰り広げています。
時代遅れ
全体的に昭和の香りがぷんぷん漂うスタジアムですが、まず見てもらいたいのがメインスタンド中央の屋根。
柱ばかりが目につく酷い設計です。
サッカー観戦云々以前の問題。これなら無い方がマシかもしれません。
座席はベンチシートが延々と続いています。空いてる時はあまり気になりませんが、人が多い時は大変そうです。
また、トイレは数も少なく清潔感を感じません。快適とは言い難い観戦環境です。
ACLではベンチシートは座席として認められません。ACL2023-24に出場したヴァンフォーレは、全てのホームゲームを国立競技場で開催しました。
小手先の改修は限界
2000年代前半にクラブ存続の危機に立たされながらも、それを乗り越えJ1昇格を果たすなど、酸いも甘いも共にしてきたスタジアムです。
そうは言っても、他のJリーグ開催スタジアムに比べ見劣りする点が多いのは事実。
また、他にまともなスタジアムが無い山梨県では、他のスポーツとのスケジュール面の調整も苦労が多く、新スタジアム建設を望む声は高まるばかりです。
何度か改修を重ねながら利用していますが、根本的な見づらさはどうすることもできません。
ヴァンフォーレのスポンサー看板の多さが話題となったことがありますが、裏を返せばそれだけピッチとスタンドが離れているということです。
無料駐車場
スタジアムそのものには魅力を全く感じませんが、広大な無料駐車場は唯一評価できるポイントです。
「無料駐車場がある」。本当にただそれだけのスタジアムです。