ポイント😀
- 「キャノン」ではなく「キヤノン」
- 緑に囲まれ目立たず
- 駅から歩いて30分
超一流の環境
ラグビーリーグワン、横浜キヤノンイーグルスの練習場です。「キャノン」ではなく「キヤノン」です。
Googleマップを見てもらうとわかるように「横浜」の名を冠したチームですが、活動拠点は多摩ニュータウンの外縁部分の東京都町田市と多摩市が入り組んだ場所にあります。横浜らしさは毛ほども感じません。
横浜で試合をし(秩父宮と大分でも開催)、町田市郊外に活動拠点を置く横浜キヤノンイーグルスは、ミラノの市街地で試合をし、郊外の小さな町で練習に励むACミランのようなものでしょうかね。
2面のピッチ
施設内には天然芝と人工芝のピッチが1面ずつあります。
写真ではわかりづらいですが、天然芝のピッチの向こう側は多摩の尾根道、人工芝のピッチの向こう側は急な斜面になっているため、外から中の様子を窺い知ることは困難です。
外界から遮断された非日常感を感じます。
クラブハウスと一体
天然芝のピッチには、なんと観客席が用意されています。しかも、背もたれの付いた個別席!
クラブハウスとスタンドが一体となった構造のため、選手はスタンドの下から飛び出してきます。この感覚は、まるでテレビデオ(若い人は知らないでしょう)。
全8段の座席は背もたれ付き。おそらく全てのJリーグクラブの見学環境を凌駕しています。対抗できるのはコンサドーレ札幌ぐらい?
近い!
選手とファンの距離の近さも魅力的。大砲のようなレンズを取り付けたカメラで、熱心に選手を撮影するお姉さま方も多数見受けられます。
この距離の近さで、さらにスタッフの方が選手紹介や練習内容をマイクを使って説明してくれるのですから満足度は高め。
なんとなく始まりなんとなく終わる、そんな公開練習しかしないJリーグクラブにぜひ視察してもらいものです。
これでさらに選手たちが「8時だJ」でジャニーズJr.が着用していたような名前入りのゼッケンを着用してくれたら、識別がしやすくなってますます魅力が増すのですが。
一本道
公共交通機関を利用したアクセスは「多摩センター」駅から路線バス。もしくは30分弱の道のりを歩くかのどちらかです。
1本道をひたすら歩くだけなので、歩きの場合でも道に迷うことは無いでしょう。また、多摩ニュータウンは歩者分離が徹底されているため、30分程度であれば歩くことは全く苦になりません。
現在は多摩センター駅で行き止まりとなっている多摩モノレールですが、延伸された暁にはキヤノンスポーツパーク付近も通るようです。