ポイント🏞
- 山深い
- そりゃいるだろうよ
- 松尾芭蕉も訪れた
熊に注意
富士山の北東部に位置する山梨県都留(つる)市。鉄道ファンにはリニア実験線でお馴染みです。
そんな都留市は、神奈川県から見て丹沢山地の裏側に位置します。
競技場周辺では熊の目撃情報があるようですが、もし熊に遭遇してしまっても慌てて逃げるのはNG。背中を見せて逃げ出す行為は絶対にしてはいけません。
そんな相手を熊は本能的に追いかけます。
競技場があるのは山の中。そりゃ熊だっていますよ。本来熊が住んでいるはずのところにこんなものを造ってしまったのですから。
スタジアムは、どこにでもある普通の陸上競技場です。座席があるのはメインスタンドのみ、屋根はスタンド中央にほんの少しだけ架かっています。
県全体がホームタウンのため、都留市もヴァンフォーレ甲府のホームタウンに含まれますが、スペック不足のこのスタジアムでJリーグの試合を開催することは不可能です。
しかし、2023シーズンからなでしこリーグ2部に参戦する、FCふじざくら山梨の試合なら開催されます。
この地を訪れたのなら、ついでに足を運びたいのが競技場の目と鼻の先にある「田原の滝」。轟音が競技場周辺まで聞こえてきます。
滝ってずっと見ていられますよね。不思議です。
江戸の大火を逃れた松尾芭蕉は、しばらくの間、都留市に滞在していたそうです。この滝でも「勢ひあり 氷消へては 瀧津川」と俳句を残しています。
ただし、残念ながら現在の田原の滝はコンクリート製の人工構造物。芭蕉が見た姿とは異なります。