ポイント😀
- 工業地帯に近接
- 充実のグッズショップ
- 将来はアカデミーの活動拠点
壮大な夢の起点
「FOOTBALL DREAM」がテーマの鹿島アントラーズ。これはクラブが創設以来掲げているアイデンティティです。「サッカーに夢を見て、夢を見せ、夢をかなえる」という意味が込められているそうです。
言わずと知れた日本屈指の強豪クラブの夢の起点がここにあります。
見渡す限りの綺麗な芝に目を奪われます。
また、発電用の風車がいい感じに鹿島らしさを醸し出しています。
住みたくない
1991年、「工場しかない」なんて揶揄された田舎町に鹿島アントラーズは誕生しました。あれから30年以上の月日が流れ、今では「鹿島」と聞くと、多くの人が真っ先に「アントラーズ」を思い浮かべることでしょう。
また、高台に位置するスタジアムに比べ、海に近いクラブハウスは工業地帯と隣り合わせ。煙突から出る煙を眺めると、鹿島らしさをより深く感じることができます。
風力発電だの排煙だの、景観も環境もあったもんじゃない。好んで住みたくなるような場所ではありません。
一見さんでも楽しめる
訪れるとまず驚くのは、クラブハウス正面玄関が一般に開放されていること。多くのクラブがここで「関係者以外立入り禁止」の紙ペラ一枚の冷たい対応をするなか、鹿島アントラーズは違います。
クラブハウスに入ってすぐ左側にあるのが充実のグッズショップ。この日は鈴木優磨選手が肉に肘を乗せながら出迎えてくれました。
選手の写真ではなく、イラストで商品化してくれると普段使いがしやすくなります。また、アウトドアグッズや部屋で使えそうなちょっとしたものも多く販売されているため、サポーターだけでなく付き添いできた人やフラッと立ち寄っただけの人でも思わず手を伸ばしてしまいそうです。
ピッチ脇に設置された観客席は4段。
ピッチ周辺に申し訳程度にベンチが数個置いてあるだけ。そんなクラブが多い中、鹿島アントラーズはここでも違いを見せます。
お年寄りから子供まで、多くの人で賑わっている理由がよく分かります。
将来はアカデミーの拠点
2021年、クラブは新スタジアム構想を発表。クラブハウスも新スタジアム付近に建設し、現在のクラブハウスはアカデミーの拠点とするそうです。