ポイント😝
- SC相模原の練習場
- 米軍との共同使用区域内
- 駅から数分
有刺鉄線の内側
市街地にドーン!!と広がる米軍施設。昭和初期から軍事都市として発展した相模原市には、今もなお中心市街地に近接する形で在日米軍相模総合補給廠が広がっています。
Googleマップで確認してみると、あまりの近接具合に改めて驚きます。
SC相模原の練習場として利用されていますが、クラブ専用の施設では無いため、このグラウンド以外にも公共施設を転々とする生活を続けています。クラブは数年後の整備に向けて着実に検討をしているようですが、どうなることやら…
グラウンド周辺は、米軍施設を取り囲むように住宅地が広がります。
なかには道路すら挟まずにフェンス一枚で軍事施設に接している家もあるのですから驚きです。在日米軍というと沖縄ばかりがクローズアップされますが、神奈川の米軍施設もかなりなもの。
ちなみに、相模原ギオンスタジアムがある麻溝台も、もともとは軍事施設があった土地のようです。
物々しい雰囲気
在日米軍との共同使用区域内に整備された運動公園は、有刺鉄線の内側にあります。
地元の人たちは慣れているのかもしれませんが、有刺鉄線が張り巡らされた道路を歩くのはなんだか緊張します。
その内側に足を踏み入れるのは、もっと緊張します。
SC相模原の選手たちもここから入るのでしょうか。
柵の向こうは、ちょっぴりアメリカンな雰囲気が漂っています。
施設と米軍を区割りしているフェンスは意外と低め。ふかしたシュートが米軍ゾーンへ飛び込んでしまわないかと心配になります。
すぐそばに米軍用の門があります。
もしボールが入ってしまったら、ここからピンポンして謝りに行くんですかね。ボールは返してくれるのでしょうか。
見学はネットの外から
ピッチ脇にベンチが設置されていますが、SC相模原の練習見学の際は利用できません。
見学者はネットの外側で立見を強いられます。
相模原駅から数分
ピッチに立つと相模原駅周辺のホテルや高層マンション、その反対側にはやや遠目に多摩境駅周辺のロードサイド店舗を見渡すことができます。
特に相模原駅は歩いて数分しかかかりません。
この共同使用区域のすぐそばの返還地にスタジアム建設を望む声は多いようです。駅近スタジアム、ぜひ実現してほしいですね。
近くを流れる境川
相模原駅と反対方向に10分ほど歩くと境川にたどり着きます。その名の通り、神奈川県と東京都、相模原市と町田市の境界線となる川です。
相模原市と町田市は、過去には合併話があったほどの近しい仲。SC相模原と町田ゼルビアが再び同じカテゴリーで対戦することを楽しみにしています。