ポイント🙌
- 念願のスタジアム
- ちょうど良いサイズ
- アクセスに難あり
日本のサッカーを支える
徳川家康公誕生の地、岡崎。市内には家康公ゆかりの寺社や史跡がたくさんあります。
西に織田氏、東に今川氏という強大な力を持つ戦国大名に挟まれ、幼い家康は6歳から人質生活を始めたのは有名な話です。
時は流れて現代、この地域は西の名古屋グランパス、東のジュビロ磐田と名門クラブに挟まれています。形は違えど相変わらず強大な力に挟まれ続けているのですから、歴史というのは面白いものです。
さて、本題に入りましょう。
2014年よりJFLに参戦しているFCマルヤス岡崎ですが、岡崎市内にJFLを開催可能なスタジアムが無かったため、豊田市や名古屋市での開催を余儀なくされていました。
しかし、2021年にこの龍北スタジアムが完成したことにより、岡崎市での開催が可能となりました。
ちょうど良いサイズ
地域のサッカーを愛する人々にとって念願のスタジアムは、大きな屋根を完備したJFLではトップクラスの上質なスタジアム。
また、メインスタンドの収容人数は1,000人と平均観客数が数百人のFCマルヤス岡崎にとってはちょうど良いサイズといえそうです。
この「ちょうど良いサイズ」って実はすごく大事なこと。人それぞれ、ちょうど良いサイズの服が違うように、ちょうど良いサイズのスタジアムはクラブによって違います。
ただデカけりゃいいってものではありません。
メインスタンド以外は芝生席が広がります。
外界との仕切りはフェンスが1枚だけ。
ジョギングコースから中の様子がまる見えです。
サッカー・ラグビー場
隣接するサッカー・ラグビー場では、FCマルヤス岡崎の選手たちがトレーニングに励んでいました。
サッカー界はJリーグを頂点とするピラミッド型の組織です。ほんの一握りのプロを支えるのは、圧倒的多数のアマチュア勢。ピラミッドの底を強化することが、結局は日本のサッカーを強化することに繋がります。
そういった意味では、龍北総合運動場が完成し、FCマルヤス岡崎が全国の舞台で活躍することは嬉しい限りです(2022年JFL5位、2023年JFL8位)。
アクセスに難あり
課題は公共交通機関を使ったアクセス。東岡崎駅からバスで20分はちょっと辛いです。
可能ならば車で訪れることをおすすめします。