ポイント👀
- 2022年5月よりネーミングライツを導入
- 拡張は難しそう
- 枚方市駅からバスに乗車
愛してるぜ枚方
大阪府で6番目の人口(39.2万人)を擁する枚方市ですが、全国的な知名度はいまひとつ。「ひらかたパーク」や「ひらパー兄さん」のフレーズなら聞いたことあるよって程度の人が大半でしょう。
ちなみに神奈川県の5番目の都市は藤沢市、千葉県の5番目の都市は柏市。いずれも人口40万人強の都市です。
すでに3クラブがJの舞台で戦う大阪府ですが、枚方市は地域的に北河内になるため、大阪市のセレッソ大阪や北摂のガンバ大阪、中河内のFC大阪とは棲み分けができているようです。
ティアモ枚方
2004年にクラブ創立、2021年よりJFLに参戦しているティアモ枚方も、枚方市同様、全国的な知名度はまだまだ。
簡単に紹介すると、クラブの設立に携わったのは稲本潤一、新井場徹、播戸竜二の3氏。Jリーグ入りを目指し、大阪府5部リーグからスタートしました。
そして初のJFLを戦った2021年は8位と大健闘。2022年は13位と順位を下げましたが、全てのホームゲームを枚方で開催、前年より観客動員数を伸ばすなど、着実に地域に根差したクラブへ成長しているようです。
気になる「ティアモ」の意味はイタリア語で「愛している」。ティアモ枚方=愛してるぜ枚方ってことですかね。随分ストレートな愛情表現です。
枚方だけでなく、寝屋川・交野を中心とした北河内地域がホームタウンですが、クラブ名は枚方愛に全振り。
セレッソやガンバのみならず、後発のFC大阪までも「大阪」を冠しているなか、ティアモの枚方にこだわる姿勢は好感がもてます。
てことは、選手名以外は何が書いてあるのかよく分からない横断幕たちには、溢れんばかりの枚方愛が書き綴られているということでしょうか。
拡張は難しそう
Jリーグ入りを目指すクラブが、必ずと言っていいいほど頭を悩ませるのがスタジアムの問題。
ティアモ枚方も、この問題をクリアしなければ、Jリーグ入りは絵に描いた餅になってしまいます。
周囲を工場と体育館と池と道路に囲まれているこの陸上競技場は、これ以上の拡張は難しそうに思えます。何か打開策を用意しているのなら良いのですが…
隣接する体育館入り口付近に行ってみたところ、ピッチの様子がバッチリ見えました。
タダ見対策は特にしていないようです。
枚方市駅からバス
地元民以外の人が訪れるときは、市の玄関口である京阪本線「枚方市」駅から京阪バスに乗るのが一番わかりやすくて簡単です。
なにしろ改札口の正面にバスの表示板があるんです。
これ、すごくないですか?こんなにバス利用者に優しい駅は、他に見たことがありません。