ポイント🤸
- 商店街はスフィーダのオフィシャルパートナー
- バックスタンド裏は崖
- スフィーダ「世田谷」
ウルトラマン商店街を通り抜けて
東京都世田谷区の陸上競技場です。
世田谷区の陸上競技場というと、駒沢競技場を思い浮かべる人が多いと思いますが、あっちはプロ向け。こっちは一般的な区民レベルの競技場といったところです。
推しはスフィーダ
最寄り駅は小田急線「祖師ヶ谷大蔵」駅。
ただし、ここから歩いて大蔵運動公園へ向かうと、25分ほどかかります。バスを利用する際は「成城学園前」駅や、「用賀」駅の利用が便利です。
ちなみに大蔵運動公園は駅の南側。この駅の北側に同じぐらい歩くと、有名な未解決事件の現場となった公園があります。
祖師ヶ谷大蔵駅に降り立つと迎えてくれるのはウルトラ戦士たち。
そう、ここは知る人ぞ知るウルトラマンの街。なんでもその昔、円谷プロダクションがあったとかなかったとか…
興味がある人は調べてみてください。
大蔵運動公園へ徒歩で向かう場合は、ウルトラマン商店街を突き抜けて行くのが最短ルートです。
ここで一つ感じたのは、実はこの商店街、言うほどウルトラ戦士たちを愛していない気がします。むしろ感じるのはスフィーダ愛。
だってこの街で一番ウルトラを感じるのは駅構内。駅の外に出ると、色褪せたウルトラマンの装飾品よりも、鮮やかなスフィーダ関連のペナントやポスターの方が目に付きます。
商店街が本当に推してるのは、スフィーダ世田谷なんじゃないか。そんな気がしてなりません。
ついでに付け加えると、スフィーダの事務所は商店街と同じ通りにあります。
サミットストアで買い物
事務所の前を通り過ぎ、さらに数分歩くと見えてくるのがサミットストア。スフィーダの胸スポンサーを務める企業です。
どうやら、ここで働いている選手もいるようです。
サミットから先は仙川沿いを歩きます。
まるで用水路のようですが仙川は一級河川。れっきとした川です。
中之橋が見えたら左に曲がります。
謎の足跡を発見
長くなりましたが、あとは階段を登るだけで陸上競技場に到着です。
が、何とびっくり困った…
この崖の上にちょうど陸上競技場があるんです。階段も整備されているんです。
だけど、柵が邪魔で道路を渡れません。
世田谷らしい、誰に対しても優しくない道路です。
何のための足跡マークなんでしょうね…
オリンピックを機に改修
グルっと遠回りしてようやく陸上競技場にたどり着きました。
東京オリンピックを機に改修した立派なメインスタンド。屋根があり、全席個席が用意されています。
ただし、バックスタンド裏が崖になっているため、座席があるのはほぼメインスタンドだけ。
スフィーダ世田谷の「世田谷」とは
スフィーダ推しの商店街を通り抜け、スポンサーのサミットストアで買い物をし、いよいよ試合観戦!
といきたいところですが、なんとこの陸上競技場でスフィーダの試合は開催されません。
2022シーズン、なでしこリーグで初優勝を飾ったスフィーダですが、世田谷区内で一度も試合をしませんでした。スフィーダのホームゲームが開催されたのは、AGFフィールド(調布市)、武蔵野陸上競技場(武蔵野市)、味の素フィールド西が丘(北区)、江戸川区陸上競技場(江戸川区)の4か所。
この大蔵運動公園陸上競技場はもちろん、同じ世田谷区の駒沢競技場でさえ1試合も開催されませんでした。
スフィーダのホームページを覗いてみると、やたらと「地域」という言葉が出てきますが、まずは試合をしないことには地域も何もないでしょう。
スタジアムを確保することは難しいことだとわかっていますが、まさか区内で1試合も開催しなかったとは驚きです。