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その147 東京ドーム

東京ドーム ライスボウル アメフト アメリカンフットボール

 

ポイント🤸

無理やり感は否めない

 

東京ドームの最大の強みは、その立地。今後、似たような立地条件の場所に似たような施設ができることは無いだろうと思われるほどの好立地です。

なにしろ鉄道網が重なるこのエリアは、JRはもちろん、地下鉄5線が交差する大都会のど真ん中。

土地勘の無い人はピンと来ないかもしれませんが、神保町や御茶ノ水からも徒歩圏内。この立地の良さは、何ものにも代えがたい魅力です。

 

バブル真っ只中の1988年に完成した東京ドームは、野球はもちろん、Jリーグバブルに浮かれたサッカーの試合も複数回開催した経験があります。

扇形の球場に、無理やり天然芝を敷き詰めた即席のピッチを用意しての開催は、大型スタジアムが整備された現代では考えられないような出来事でした。

ところが、アメリカンフットボールは、いまだに東京ドームで試合を開催。もちろん扇形の球場に、サッカー同様の長方形のピッチを無理やりねじ込むこのスタイルは、見づらくて仕方ありません。

 

傾斜の緩い内野席からの眺めは最悪。ファールゾーン、邪魔です。

 

この緩やかな傾斜は、野球観戦には適しているのでしょうか?

 

外野席や2階席は十分な傾斜があります。

ただし、この日の2階席は閉鎖されていました。

 

不満な点ばかりが目に付く内野席に比べると外野席の方が見やすく感じますが、ピッチの一部が見えません。

それだけではなく、スタンド中央に鎮座しているバックスクリーンも見ることができません。

でもこれって野球のときも同じですよね?

 

さらになんとも解せないのが、土の部分がむき出しなこと。あってもなくても見づらさは変わりないのでしょうが、目障りなものがあると見づらい印象がさらに強まります。

 

やはり扇形の野球場に長方形のピッチをねじ込んでしまうと、ただ見づらいだけという印象が拭えません。

 

ついでにいうと、東京ドームの野球開催時の収容人数は約46,000人。プロ野球が虚偽の観客数を発表する真意はわかりませんが、そもそも日本には50,000人以上収容できる野球場は無いそうです。

 

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