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その145 ニンジニアスタジアム

愛媛FC スポンサー ニンジニアスタジアム アクセス 屋根

 

ポイント😀

行くのもしんどい、帰るのもしんどい

 

愛媛県松山市は、人口50万人以上を有する四国一の都会。栃木県宇都宮市や、大阪府東大阪市と同じぐらいの人口規模です。

 

松山を訪れたら、どんなに時間が無くても必ず行きたいのが松山城。現存12天守の一つである松山城は、絶対に外せない観光スポットです。

市の中心部に位置する勝山山頂に位置するこの城は、登城するまでの道のりにも楽しさいっぱい。標高130mを登るために、ロープウェイが大活躍!

その反面、ニンジニアスタジアムのアクセスは最悪の一言。市の中心部からバスに揺られること1時間弱。市街地から遠く離れた山の中まで足を運ばなければなりません。

 

スタジアムは、松山市と砥部町の境目の山の上にある、広大な運動公園のメイン施設です。

広すぎて迷子になりそうな公園ですが、バスはスタジアムの目の前まで運んでくれるので安心です。公園入口からスタジアムへの道のりは、ロープウェイかリフトが欲しいぐらいの山道なので、これはありがたい。

問題は帰り道。バスも自家用車組も、市街地に向かう一本道を仲良く利用するため渋滞は必至です。

バスを降りた後、空港へ向かうにしろ鉄道を利用するにしろ公共交通機関の本数が少ない地方都市では、1本の遅れが命取り。そのため、渋滞を加味した余裕のあるスケジュールを組まなければなりません。このアクセスの悪さはまさに苦行。

サポーターが全試合皆勤を目指した時、必ず壁となって立ち塞がるスタジアムです。






みきゃんがお出迎え

メインスタンド正面で出迎えてくれたのは、愛媛県イメージアップキャラクターの「みきゃん」。LINEのスタンプも販売しているようなので、気になる方は検索を。

モチーフはみかんと犬だそうで…

熊ではなく犬なんですね。わからなかったです。

 

みきゃんを取り囲んでいる鉄骨は、屋根の支柱です。大掛かりな支柱のわりには面積は狭く、コストパフォーマンスが悪そうな気がしてなりません。

 

そこそこ見やすい

アクセスは最悪ですが、着いてみるとそこまで悪くない。ニンジニアスタジアムのバックスタンドは、シティライトスタジアムのメインスタンドの見え方に似ています。

スタジアムはやはり傾斜が重要です。傾斜をつける事により、ピッチから短い距離で高さを確保することができます。

 

残念ながら、ピッチに近づくほどトラックの存在感が増します。

 

もうひとつ残念なのは、バックスタンド中央の上段が広告スペースで塞がっていること。

一番観戦に適した席をぶっ潰す愛媛FCにガッカリです。

 

伊予鉄最強

松山の公共交通を牛耳る伊予鉄グループ。ピカピカのオレンジの車体がカッコいいです。

 

市街地とスタジアムを結ぶシャトルバスの発着点は伊予鉄松山市駅。街の中心もこの松山市駅です。

 

JR松山駅は、いかにも地方ローカル線。四国一の人口を誇る松山市ですが、松山駅の乗降客数は四国で3番目。松山の主役は伊予鉄です。

松山市駅と松山駅を間違え顔面蒼白。なんてことにならないように気をつけましょう。

 

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