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その142 セナリオハウスフィールド三郷

セナリオハウスフィールド三郷 三郷市陸上競技場 上口調整池 三郷陸上競技場

 

ポイント🧐

三郷らしさを満喫

 

埼玉県の東南端に位置する三郷市は、足立区、松戸市、八潮市に囲まれた危険地帯。夜の一人歩きは避けた方がよさそうです。

また、渋滞の名所「三郷ジャンクション」は3つの高速道路が交差する交通の要衝。そのため三郷市内には数多くの倉庫が乱立し、右を見ても左を見てもトラック、トラック、トラック…

あまりのトラックの多さに辟易します。

 

さらに江戸川と中川に挟まれた三郷市は、地盤に自信がありません。水害の危険性も高いのでしょう、市内のあちらこちらに調整池が存在します。

人が住むのに適した土地だとは思えませんが、意外にも新築分譲マンションが目に付きます。

 

2018年にオープンしたセナリオハウスフィールド三郷も調整池を利用した施設。大雨が降ると、第二大場川の水が流れ込んできます。

 

周辺の道路より土地が低くなっていることがわかります。

 

ところで、この陸上競技場の正式名は三郷市陸上競技場。広島建設のブランド「セナリオハウス」を冠したネーミングライツです。

 

千葉県柏市に本社を置く広島建設は、柏レイソルのスポンサーも務めています。

 

夜間照明や大型映像装置などの設備面に目が行きがちですが、注目すべきはこの立地環境。

 

調整池を活用し、背後に倉庫を抱え、高速道路に見下ろされたこの環境こそが、このスタジアムの何よりの魅力であることに異論の余地は無いでしょう。

「三郷らしさ」に満足です。

 

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