ポイント🧐
- 地元企業によるネーミングライツ
- 明石駅から徒歩5分
- 老朽化
解体間近
衰退著しい神戸を尻目に、安定の人気を誇る明石。全国トップクラスの子育て施策が実を結び、子育て世代の増加が地域経済に好循環を与えているようです。
神戸の市議会議員が「明石市は生意気」なんて発言をして、話題になったこともありました。
そんな明石市の中心地、明石駅から徒歩5分のところに位置するのがこの陸上競技場です。明石城を中心に整備された広大な公園内にあります。
愛称の「きしろスタジアム」は、明石市に本社を置く機械加工会社によるネーミングライツです。
明石駅に降り立つと、真っ先に目に飛び込んでくる明石城跡。
関ヶ原の戦いまもない1619年に築城したこの城は、2019年に築城400年を迎えました。
古くから交通の要衝であった明石は、徳川幕府が西国の外様大名を抑えるために着目したと言われています。
歴史上一度も天守が築かれることがなかった明石城ですが、壮大な石垣とふたつの櫓が見所です。このふたつの三重櫓は、国の重要文化財にも指定されています。
1995年の阪神・淡路大震災では、この石垣や櫓も被害を受けましたが、現在は修復済みです。
「天守は無いがロマンはある」明石城です。
1973年に完成したメインスタンドは6,000人収容可能です。
老朽化のためスタンドを撤去し、トラックは維持したまま公認競技場として存続させるなんて話がありましたが、結局どうなったのでしょうか。