ポイント🏞
- 背中合わせに2つのスタジアム
- 2021年2月、照明設置
- 野球場建設、サッカー場は?
照明設置にも一苦労、スタジアム問題は解決するのか
「明日は、何を為すべきか。これは今日のうちに考えておかなければならぬ唯一のものである。」石川啄木が残した名言です。
夕暮れのいわぎんスタジアムから啄木が愛した岩手山を眺めていると、そんな言葉が頭をよぎります。
このスタジアムの最大の特徴は、何といっても同じ造りのスタジアムが2つ並んでいること。メインスタンドを挟んでピッチが2面ある、双子スタジアムです。
それぞれ「Aグラウンド」「Bグラウンド」と味も素っ気もない名前が付けられています。
こちらがAグラウンド。2021年2月、照明設備が設置されました。
グルージャの試合は専らAグラウンドで行われます。
背中合わせにBグラウンド。
どちらのグラウンドもメインスタンド以外は芝生席。プロの興行を行うスタジアムとしては、あまりにも貧弱です。
よくここでJ2の試合を開催しましたね。
最寄り駅は、盛岡駅からJR東北線で2駅目の「岩手飯岡」駅。
アクセスは簡単。駅からスタジアムは、歩いて10分ほどの一本道。綺麗に整備された道路なので、道に迷うことは無いはずです。
残念な点は電車の本数の少なさ。あらかじめ帰りの時刻を調べておかないと、ホームで待ちぼうけを食らうことも考えられます。
東北新幹線との乗り継ぎを考えている場合は、特に気をつけた方がよさそうです。
盛岡市と岩手県は、いわぎんスタジアムに隣接して20,000人収容の野球場を建設することを決定しました。
なんでもプロ野球の一軍公式戦も開催できるハイスペックな規格だとか。サッカーでいえばJ1規格です。
プロ野球チームの存在しない岩手県ですが、随分立派な野球場が必要なようです。何とも場違いな感じが否めません。
ちなみに建設費は86億円!!(散々渋ったいわぎんスタジアムの照明設置は7億円)。
スタジアムの例外規定を適用されてライセンスを交付されたグルージャですが、建設計画はまったくの白紙だとか…
時間的な猶予はあまりありませんが、大丈夫なんですかね?