ポイント🚗
- 下総台地の端っこ
- 東京駅から高速バス
- ほどよい傾斜
あまりにも辺鄙
東総とは、千葉県の北東部の銚子市を中心とした地域を指します。周囲を九十九里浜と利根川に囲まれたこの地域の人口はそれほど多くありません。
にもかかわらず、こんなに立派な陸上競技場があるのですから驚きです。
最寄駅から歩いて1時間半以上、路線バスも1時間に1本も無い辺鄙な土地は、こち亀の大原部長邸を彷彿させます。こんな辺鄙な土地にこんなものを建設して得をしたのは一体誰でしょう…
鉄道を使ったアクセスは絶望的ですが、圏央道の開通、さらに東総有料道路の無料化と、自動車でのアクセスは年々向上しています。
幸いにも、歩いて10分ほどのところに東京駅と東総地区を結ぶ高速バス乗り場があるので、バス利用を検討すのもアリかもしれません。
収容人数は2,800人。ほどよく傾斜のついたメインスタンドは、どの席からもそれなりに観戦しやすいです。
立地以外に残念な点をあげるとすれば屋根。こんなに小さな屋根では無いも同然です。
メインスタンド以外は芝生席が広がります。
オープン以来さまざまなカテゴリーの試合をこなし、特に高校サッカーでは重要な試合の舞台として位置づけられているようです。
千葉県の高校サッカーといえば、やはり市立船橋高校と流通経済大学柏高校。千葉県のみならず、全国に名を轟かせるこの2校に憧れるサッカー少年は多いでしょう。
しかし残念なことに、東総運動場は少年たちが気軽に訪れることのできるような環境ではありません。
人里離れた辺鄙な土地に建ててしまったのですから…