ポイント⛰
- 愛称は太陽が丘
- 広大な敷地に多数の施設
- 新スタジアム候補地
広大な公園は学生スポーツのメッカ
宇治抹茶や平等院鳳凰堂で有名な京都府宇治市。古くは源氏物語にも登場するなど、歴史の舞台としても知られています。
京都市や滋賀県大津市に隣接し、現在では京阪神地区のベッドダウンとしての性格が色濃いようです。
「太陽が丘」の愛称で親しまれる山城総合運動公園は、京都府内最大の公園です。
広大な敷地には、陸上競技場の他、5つの野球場、2つの球技場、体育館、プール、テニスコートなど様々なスポーツ施設があるため、週末は各施設で大会が開かれ、多くの学生たちが集うことも珍しくありません。
さしずめ、学生スポーツのメッカといったところでしょうか。
端から端まで屋根がある
最大の特徴は、メインスタンドの端から端まで架かった屋根。この規模のスタジアムで、ここまでしっかりした屋根が架かっているのは珍しいです。
京都府内の陸上競技場ではたけびしスタジアム京都に次ぐ地位を確立しているため、主要な大会も数多く開催されますが、たけびしスタジアムのクソみたいな屋根とは比較にならないほど立派な屋根です。
メインスタンド以外は芝生席が広がります。
人工芝化
2023年、ピッチを人工芝に改修。これにより稼働率が向上し、利用者が増えたとのことです。
第2陸上競技場は単なる土のグラウンドです。
2つの球技場
球技場Aも人工芝化が実施されました。
公園内はかなり高低差があるので、高い位置から俯瞰して見ることが可能です。
こちらは天然芝の球技場B。
こちらもほど良い高低差があるので、ピッチ脇にへばりつくことなく観戦ができます。陸上競技場同様、様々な年代やカテゴリーの試合が開催されます。
やや不便
アクセス方法は、JRや京阪の宇治駅からバスを利用するのが一般的だと思いますが、歩いても30分ほどでたどり着けます。
30分というと、バスを待つか、歩いて向かうか微妙な時間ですよね。個人的には荷物が少なければ歩くのもアリだと思いますが。
かつてこの運動公園は、新スタジアム建設の候補地にあがったこともありましたが、アクセス面で否定的な声が多く実現しませんでした。