その76 武蔵野陸上競技場

武蔵野陸上競技場 武蔵野シティ 東京都武蔵野市 スタジアムガイド スタジアム訪問

 

ポイント😬

  • 東京武蔵野シティFCの迷走
  • すぐそばに住宅地
  • 改修は困難

東京武蔵野シティFC、Jリーグ参入断念

 

1999年J2リーグ創設、2014年J3リーグ創設と「J」を冠したリーグが増えるごとに地位が低下していくJFL。

とくにJ3リーグ創設以降は、目に見えて存在意義が薄れていることは否めません。

 

長らくJFLの舞台で戦ってきた横河武蔵野FCは、このような状況に危機感を抱き、J3昇格を目指すべく立ち上がりました。

クラブの歴史を紐解いてみると、1939年に「横河電機サッカー部」を起源とし、2003年には地域密着型のサッカークラブ「横河武蔵野FC」へと移行。その後は、Jリーグ昇格を目指すクラブに立ちはだかる「門番」の役割を果たすことに。

2012年9月に味の素スタジアムで行われた天皇杯で、前年王者のFC東京を破り注目を集めたことは懐かしい思い出です。

そして2016年、Jリーグ百年構想クラブ「東京武蔵野シティFC」として新たな目標に向かって歩き始めました。

 

しかしJ3入りを宣言し、クラブ名を変えたのものの、肝心なスタジアムの整備は全く追い付いつかず。

数年間J3ライセンスの不交付や、申請の見送りを繰り返しましたが、2019年は条件付きの交付となりました。

スタジアム改修の目途がたったのか、はたまた新スタジアムの実現に向けて動き出したのか?

と思わせてからの、2020年に発表されたJリーグ参入断念と、百年構想クラブからの脱退。

そして2021年には東京ユナイテッドFCと合併。再びJリーグを目指すそうですが、成績は低迷し降格の危機に瀕しています。

何やってんですかね…

まさに迷走。

 

武蔵野陸上競技場 メインスタンド スタジアムガイド 訪問

武蔵野陸上競技場 武蔵野シティ 昇格 無理

武蔵野陸上競技場 メインスタンド 座席 屋根

そもそもこのスタジアム、Jリーグの求める規格に改修することが難しいことは火を見るよりも明らか。

近隣住民に嫌われていることが大きな障壁となり、鳴り物を使った応援は禁止。何年たっても照明すらつけることができません。

何しろ武蔵野市といえば、赤と白のボーダー柄の家(通称まことちゃんハウス)を建てただけで訴えられてしまう土地柄です。

だからと言って他に適当な場所があるわけでもなく…

挙句の果てに、関東リーグの東京ユナイッテドと合併。

クラブはどのようなビジョンを描いていたのでしょうか。振り回された人たちが気の毒です。