ポイント🌸
- さくらし
- 割と新しめ
- 栃木県内の重要な試合の舞台
さくら、サクラ・・・
「さくらし」のフレーズで思い浮かぶのは、やはり千葉県佐倉市でしょうか。
佐倉市は自然豊かな恵みに支えられ、旧石器時代から近代に至る多くの史跡や文化財が点在する伝統的な城下町です。
では、栃木県のさくら市はどうでしょう。
2005年3月に塩谷郡氏家町と喜連川町が合併して誕生したさくら市は、合併の際に付けた安易な市名がまるで銀行のようだと不評なようです。
平気で由緒ある言葉を捨て去って顧みない問題は、人名や施設名であれば命名者の教養レベルが疑われるだけで済みます(要するにバカっぽい)。
ところが自治体の名称となると話は別。地名とはそれ自体が歴史の一次史料であり、父祖の記憶であり、なおかつ日々の暮らしに欠かせない身近な情報です。
足利将軍の末裔である「喜連川家」は、格式の高さから江戸幕府からも厚遇されました。そんな由緒正しい名を平気で捨て去ってしまったことは残念でなりません。
2015年に完成した陸上競技場は、とてもシンプルな設計です。
メインスタンドはわずか4段のベンチシート。それ以外は芝生席が広がります。
スタジアム外周はジョギングコースが整備されています。
このスタジアムに限らず、比較的新しめの陸上競技場の外周にはジョギングコースが整備されてる例が多い気がします。
また、栃木SCが利用するイメージが強いスタジアムですが、全国大会出場を決める試合など、栃木県内の重要な試合の舞台となることもあるようです。