その70 栃木県グリーンスタジアム

栃木県グリーンスタジアム 屋根 隙間 外観

 

ポイント🚌

  • 工業団地の一角
  • 残念な屋根
  • 陸上競技場へ移転か

「グリーンスタジアム」の名前は伊達じゃない

 

栃木県グリーンスタジアムは、清原工業団地の片隅にひっそりと佇むスタジアム。

この工業団地は、内陸型の工業団地としては国内最大規模を誇り、大手企業の研究室や工場がずらりと並ぶ様は壮観です。

スタジアム周辺は広々とした道路が整備され、常に大型トラックが行き交います。

ところがスタジアムに入ると一転。まるで森の中のような心地よさと開放感を味わえます。そのうえ、地形の凹凸を活かし木々に囲まれた窪地に建設されているため、周囲の喧騒がうそのように静か。

「グリーンスタジアム」の名前は伊達ではありません。

 

1993年の開場以降、ジェフユナイテッド市原、横浜マリノス、大宮アルディージャ、水戸ホーリーホックと多くのクラブが公式戦を開催してきたため、各クラブの古参サポーターにとっても思い出の地かもしれません。

もちろん現在の主役は、栃木SCです。

課題は公共交通機関を使ったアクセス。市の中心である宇都宮駅からは、およそ10㎞。シャトルバスを利用しても30分ほどかかります。

そのため、多くのサポーターは自家用車を利用するようです。


唯一の屋根は役立たず

栃木県グリーンスタジアム 屋根 メインスタンド 座席

栃木県グリーンスタジアム メインスタンド 見え方 専用スタジアム

ほどよく傾斜のついたメインスタンドは、とても見やすい席です。

ところが、中途半端で隙間の大きな屋根は、どう見ても実用的な屋根ではありません。

雷都と称されるほど雷の多いこの地域で、唯一の屋根がこんな屋根では話になりません。困ったものです。

 

栃木SCの成長とともに改修

開場当初は、メインスタンド以外は芝生席でした。

栃木SCのJリーグ昇格後、Jリーグの舞台に相応しいスタジアムに改修。

2011年にバックスタンドが座席に、2012年には両ゴール裏席が立見席に改修され、現在の姿になりました。

改修されてもなお、木々に囲まれた独特な雰囲気は変わらず保たれています。

ところが、残念なのがゴール裏席。傾斜が緩くピッチからの距離も離れているため、かなり見づらいです。

改修の際にもう少し手を加えてほしかった。

 

陸上競技場へ移転?

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2020年、宇都宮市内に25,000人収容の陸上競技場が完成。この陸上競技場に、栃木SCが移転するとかしないとか。

球技専用スタジアムから陸上競技場への移転なんてとんでもない!と思われがちですが、駅から徒歩圏内の完全屋根付きスタジアムは魅力的。おまけに新しくて綺麗なスタジアムは評判も上々。

目立った反対運動のようなものは無いようです。