その57 ケーズデンキスタジアム水戸

ケーズデンキスタジアム 屋根

 

ポイント🙂

  • なかなか改修せず
  • J2規格
  • ちょっとズレてる水戸市

昇格後も長期間放置

 

茨城県の県庁所在地、水戸市。

江戸時代には徳川御三家の一つである水戸藩が創設され、代々徳川家の子孫が藩主を務めました。二代藩主の「水戸黄門」こと、徳川光圀はあまりにも有名です。

思えばこの頃が、水戸の全盛期だったようです。

そして、現在も水戸ホーリーホックのエンブレムには、徳川家の家紋「三つ葉葵」が誇らしげに輝いています。

 

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さて、2009年秋に改修工事が完了し、現在の姿になったケーズデンキスタジアムですが、それ以前は古くて狭くてボロボロ…

とてもプロの興行を行うようなスタジアムではありませんでした。

ホーリーホックがJ2に昇格してからも、この状態は水戸市により長年放置され続けました。その結果、約10年もの長い間、笠松陸上競技場での試合を余儀なくされました。

また、改修はしたものの、あくまでJ2規格。座席数が10,000人強と、J1の最低条件である15,000人以上には遠く及びません。


メインスタンドだけは立派

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ボロボロだったかつての面影を全く残さない、スタイリッシュなメインスタンド。この立派なメインスタンドだけを見ると、J1規格を満たしていないスタジアムには見えません。

観戦の際は、高さと傾斜を兼ね備えたメインスタンドがおすすめです。また、メインスタンド以外には屋根やコンコースが無いことも忘れてはいけません。

 

貧弱なバックスタンド

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立派なメインスタンドに比べ、バックスタンドは貧弱。高さが無いため、快適な観戦環境とは言い難いです。

メインスタンドとは、かなりの落差があります。

 

サイドスタンドを改修

敷地ギリギリに建っているバックスタンド。

拡張が計画されていましたが、用地買収が難航。これにより、計画は頓挫した模様です。

 

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2019年8月、水戸市はサイドスタンドを芝生席から立見席へ改修し、J1規格を満たす計画を発表しました。

ただし、芝生席を立見席に改修しただけでは、やっつけ仕事的な悲惨なゴール裏席になるだけです。これを喜ぶ人は少ないでしょう。

大切なのは傾斜と高さです。

動き出したことはありがたいですが、やることがズレてしまっている水戸市。しかも、同じ年の11月にホーリーホックが専用スタジアム構想を発表。

それによって、この改修計画は見送られることになったそうです。